<DigOut 連載vol.32>注目のアーティスト紹介コラムーー「DeNeel」

<DigOut 連載vol.32>注目のアーティスト紹介コラムーー「DeNeel」

2026.02.10

DigOut連載とはー?

数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!

Curated by 遊津場

(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)

DeNeel

大阪で結成し、現在は東京を拠点に活動している4人組バンド・DeNeelが4th mini album『BRAIN WASH』をリリースしました。またリリースに伴い、キャリア最大規模の東名阪ワンマンツアーも開催します。14日愛知、15日地元大阪、ファイナル21日は東京・Spotify O-WESTです。

中野エイト(Vo)の艶やかなボーカルとトレンディなバンドサウンドで、ポップでホットでクレイジーな楽曲とライブが持ち味だと感じています。

“トレンディ”は「流行の最先端をいく」という意味ですが、恐らくちょっと平成なワードにも聞こえますよね?実はそれはわざとで、もちろん令和8年の波にも乗りつつ、どこかそういう90〜00年代の懐かしさもあるんです。私は何度も言っているのですが、ショムニがもしまた復活したら、主題歌はこのバンドしかいないと思っています。あの大人の破天荒さもマッチしてますしね。既にドラマやアニメのタイアップは複数回任された経験があるので、リバイバルドラマを作ろうとしているTV関係者さーん。ここに良いバンドがいますよー。

そんな彼らのミニアルバムは、回路にバグが起こったようなイントロダクションナンバー『(Error code -03)』から始まり、その原因となったのは「このあなたへの考えても考えても足りない思いゆえか」と思わせる『ライムライト』、そんな思考にもがきながら狂気性が『存在A』で次第に濃くなっていき、『クレイジーレイジー』で心身のコントロールが失われたように踊るナンバーに繋がります。

そしていっそ『ブラックアウト』してしまいたい気持ちまで行きますが、『ook』『ゲシュタルト』で自分の中の一点物に気付いて、それでも折れない気持ちになったところで、嘘みたいに穏やかでシンプルな気持ちになった『POP STAR』で終わります。

中野が「他人のために自分を削ることを選択してしまう優しい人間がきっと僕の歌詞に共感してくれていると思っているからたまに心配になるよ」と発売日前にポストしていましたが、本当にそういう考えすぎる優しい人の脳に向けての1枚だと思いました。そういう人にもこんなダークで激しいビートも流れているという、当たり前のことに気付かせてくれますし、もしそれに強く蝕まれそうなら、この1枚が洗い流してくれるのだと思います。

もしこれで脳と心が落ち着いたなら、あとは体です。ライブで彼らと一緒に飛び跳ねましょう。その良さはかつて自分のイベントにブッキングもした私が保証します。

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