<DigOut 連載vol.25>注目のアーティスト紹介コラムーー「indoor cats.」

<DigOut 連載vol.25>注目のアーティスト紹介コラムーー「indoor cats.」

2026.01.09

DigOut連載とはー?

数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!

Curated by 遊津場

(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)

indoor cats.

これを書いているのが12月下旬なので、2025年に聴いてきた曲をまとめたりしています。その中で2025年に知って、いわゆる私の普段扱うような若手邦ロックとは違う分野ながらも気になったindoor cats.を皆様にも紹介します。

公式サイトによると「R&Bをルーツとしたグルーヴィーな楽曲から、ピアノのフレーズが映えるジャジーな楽曲、 パワフルなロックサウンドまで、DTMでトラックメイクし多彩かつ柔軟なサウンドを奏でる。」とのこと。メンバーはマサハル1名で、年数回行われるライブではサポートメンバーを招いて行い、既に2度のワンマンライブを行っております。

私が惹かれた楽曲は6月にリリースされた『インスタント・ナイト』という楽曲。オシャレなトラックに色気のあるボーカルが乗るアーティストは沢山いますが、リリックの柔らかさやテンポの繊細なポイントが個人的に心地よいですし、サビも品がありながら強いキャッチーさがあって、ちゃんとサビの存在感。

サビで出てくる〈隨に(まにまに)〉という言葉は使いやすそうで、言葉自体に結構個性があるので難しさもあると思うんですけど、この曲ではすごくフィットしていて踊ります。

12月にリリースした最新シングル『賽 no 目』はミステリアスさを残しながらも華やかな力強さがあり、『インスタント・ナイト』とはまた違った夜の会場へと誘います。ついつい乗せられて財布の紐とかが緩くなります。ライブでは全員でシンガロングしたいですね。そして踊ります。

3月には2曲入り音源をリリース。『夜風邪』は女性視点の歌詞ですが、別に中性的でもない男性ボーカルなのに、歌う時の違和感がここまでないのも珍しいです。おかげで明瞭に寂寞さや匂いなども伝わってきます。最後の終わり方もとてもクールです。『bet!!』はノリの良いバンドサウンドが、カラフルな照明が似合うのは確実なナンバー。もう分かりますね。踊ります。クリエイター肌な活動に見えますが、ライブも絶対楽しいじゃないですか。関西で待っています。

こういうタイプのアーティストはバズるのが大事とも思われがちですが、彼に関してはこのまま隙のない繊細なグッドミュージックをコツコツと創り続けてほしいです。たやすい消費に辟易したリスナーが開ける扉の先にいるアーティストだと思うので、自然と需要は拡大するでしょう。

各種リンク

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