<イベントレポート> ビーチ×音楽「TRIANGLE 2025 」

<イベントレポート> ビーチ×音楽「TRIANGLE 2025 」

2025.05.05

2025年4月26日、27日、29日の3日間、福岡のシーサイドももち海浜公園で音楽フェス「TRIANGLE」が開催された。

2001年に九州各地を回るイベントとしてスタートしたTRIANGLEは、2016年より野外イベントに形を変え、コロナ禍には、配信ライブに挑戦したりと紆余曲折を乗り越えて、昨年(2024年)より5年ぶりにシーサイドももち海浜公園での野外開催に回帰し現在に至る。

晴天に恵まれた今年のTRIANGLEでは、会場の砂浜に春を越えた夏の陽射しが降り注ぎ、来場者の笑顔を照らした。

老若男女問わず、友人同士や家族連れ、カップル、さらにはフェス当日に出会った音楽仲間たちも共に楽しんでいる様子が見られ、アーティストと観客の熱気が一つとなり、会場全体に歓声が響き渡った。

DigOut編集部は、実際に本イベントに参加し、歓喜と熱狂に溢れた会場の様子を本記事でお届けする。

春の陽気を置き去りにしたTRIANGLE

会場となったシーサイドももち海浜公園の砂浜には、朝早くから来場者が集まり、開演前から海風に吹かれながら期待に満ちた表情で開場を待つ人々の姿が目に写った。

3日間の平均気温は20度前後だったが、直射日光と観客の熱気によって、体感温度はそれをはるかに超えていたように感じる。

すべての出演者が楽しそうにライブを行い、観客も力いっぱい応えた。最前列ではモッシュやダイブが自然発生し、音楽と観客の歓声が重なり合った。

Tシャツやタンクトップ、短パンという服装が目立ち、季節は確かに夏へと進んでいるように感じられる。

観客の年齢層は幅広く、若者から中高年、そして子ども連れの家族も多かった。家族で手をつなぎながらリズムに合わせて身体を揺らす親子の姿、友人同士で肩を組みながら歌う若者たち、世代や立場を超えて音楽を共有する光景が広がっていた。

また、ステージ後方や横では、音楽に合わせて身体を揺らす人や、椅子に座り静かに楽しむ人の姿も見られ、自分のペースでフェスを楽しむ自由な雰囲気が印象的だった。

音楽と海、そして人々の笑顔がひとつとなり、ステージと客席の境界は次第に曖昧になっていった気がした。

この光景はTRIANGLEでしか味わえない特別なものだろう。

キッチンカーとキッズスペースでは家族の笑顔が溢れていた

会場内には10店舗のキッチンカーが並び、来場者は音楽だけでなく、食の楽しみも満喫していた。

提供されたメニューはケバブ、たこ焼き、ホルモン焼きそば、ネギ塩タン串、うどん、唐揚げなど、様々なメニューが並んでおり、昼前にはどの店舗にも長蛇の列ができ、人気の店舗では列が折り返していた店舗もあった。

冷たいビールやソフトドリンクと共に、ステージから少し離れた砂浜の椅子とテーブルで食事を楽しむ来場者の姿が多く見受けられた。

各々がリラックスしながら楽しんでいる様子で、友人や家族と語らいながら食事を楽しむ光景は、フェスならではのものだった。

また、安全に配慮されたキッズスペースエリアが用意されており、子どもたちが自由に遊べる遊具が設置され、1日を通して多くの家族連れが利用していた。

親は音楽を楽しみながら子どもたちの笑顔を見守ることができ、家族三世代での来場も見られ、地元に根付くTRIANGLEならではの光景を目の当たりにした。

音楽は平等にみんなが楽しむことができる最高の娯楽の一つだということを改めて感じることが出来たのは、運営側の粋な計らいなど、こうした設備のお陰でもあるのだろうと強く思えた。

抽選でTRIANGLE 2025のグッズが当たる!!

今回販売されたグッズは、個性的なデザインを施した服から、実用的なバスタオルやサコッシュなど、バラエティに富んだグッズが多数販売された。

早々に売り切れてしまうグッズもあり、惜しくも手に入れられなかったという方も多くいたのでは?と思い、DigOutでは今回、PROJECT FAMIRYの承諾を得て、DigOut公式Xにて、この記事のポストをリポストした人の中から抽選で、5名様にプレゼント企画を実施することにした。

会場で手に入れられなかった方、予定が合わず参戦できなかった方も含め、是非参加してほしい。

〜プレゼントするグッズの内容〜

・T−SHIRT[A]

 Size:XL

・T−SHIRT[C] 

Size:XL

・AMERICAN SOCKS COLLABORATION SOCKS

SIZE:One Size

・FACE TOWEL[A]

Color:BLACK

・FACE TOWEL[A]

Color:BLUE

観光や散歩、サイクリングに適した周辺施設

音楽フェスにとどまらず、会場周辺では、演奏の合間に日光浴や読書を楽しむ人の姿が多く見られた。

TRIANGLEでは入退場が自由にでき、音楽以外の時間も充実した時間を過ごす来場者も多く見られ、筆者自身も日陰で横になったりして、目一杯ある時間を大いに満喫した。

日陰から視線を上げると、福岡タワーが青空に伸びており、背後にはみずほPayPayドーム福岡の大きい存在感が街を彩る。

会場から徒歩圏内には結婚式場やレストランが集まるMarizonもあり、食事や記念撮影を楽しむ来場者や地元の方で賑わっていた。

都市と自然が調和するこのエリアは、音楽フェスとの相性が抜群に良く、来場者の中には音楽と観光の両方を楽しむ人も多くいたことだろう。

TRIANGLEは、福岡の街全体が舞台となるイベントとして定着しているようにも感じられた。

こんな素晴らしいフェスがあり、綺麗な自然と海があり、どこのお店も料理が美味しい街、福岡。第二の人生はここに決めようとも思える、そんな体験が出来た3日間だった。

TRIANGLEを終えて

TRIANGLE 2025は、音楽、海、笑顔が溢れる特別なイベントとなり、最終日の夕方、陽が傾き始めると、砂浜には名残惜しそうに座り込み談笑するグループや、最後の演奏を見届けるためにステージ前に詰めかける観客が集まった。

冷たくなり始めた海風が肌をかすめても、参加者の表情に寂しさはなく、初めて来た人も、毎年来場している常連も、音楽を通じて自然に言葉を交わし、笑い合い、一緒に歌い、汗を流した。

隣り合った人と肩を組んでリズムに乗る者、子どもを肩車しながら手拍子を送る親、そして携帯で思い出を記録するカップルたち。

音楽、海、青空を共有する仲間が、世代や背景を超えて会場に集っていた。

屋根があるフードコートや、救護スペースも整備され、安全対策や運営の工夫も目立ち、観客が安心して楽しめるように配慮されていたTRIANGLE。

来場者が楽しめることを第一に考えるPROJECT FAMIRYの気遣いを肌で感じることができた。

イベントの終わりには、アーティストと観客が共に手を振り合い「また来年」という無言の約束が交わされたように感じ、暖かい雰囲気で今年のTRIANGLEは幕を閉じた。

PROJECT FAMIRYが打ち出し続けてきたTRIANGLEというフェスは、単なる音楽フェスではなく、人と人をつなぐ場所であり、季節の移り変わりを感じられる場でもあると深く思え、訪れた多くの来場者もそう思っているだろう。

多くの方が、2026年も再びこの海辺で再会することを心に決め、“ SEE YOU AGAIN !!!! ”と記された会場出口を、笑顔で通ったのだと思う。

〜DigOut編集部より〜

DigOut編集部は3日間、フォトスポットに立ちキャンペーンを行っていました。

このレポートをご覧になっている方で「たしか声をかけられたな」なんて方もいるのではないでしょうか。

iTunesカードか、タワーレコードのギフトカードが当たるくじ引きをしてもらい、沢山の方々に喜んでもらえたキャンペーンを行っていたDigOutです!

今後もワクワクする記事や、レポートを書いていきますので以後、お見知り置きをお願いします!

最後に、TRIANGLEを主催するPROJECT FAMIRYの皆さん、及び、当日のスタッフの方々には「素敵な思い出をありがとうございます!!」とお伝えしたいです!

PROJECT FAMIRYの首藤さん、江川さんにTRIANGLEの歴史やイベントにかける思いなどを聞いた様子が記されている記事も公開されているので、併せてチェックしてください!

(主催者インタビュー:​​​​​​https://digout.jp/interview/13215/

各種リンク

TRIANGLE公式サイト:https://triangle-official.jp

PROJECT FAMIRY公式サイト:https://project-famiry.com

この記事を書いた人

カメラ 執筆
DigOut編集部
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