京都を中心に活動するスリーピースバンド・Hitotonari、別れを冬の喪失に重ねた楽曲「指先だけ」をデジタルリリース!

京都を中心に活動するスリーピースバンド・Hitotonari、別れを冬の喪失に重ねた楽曲「指先だけ」をデジタルリリース!

2026.04.01

京都を中心に活動するスリーピースバンド・Hitotonariが、本日4月1日にシングル「指先だけ」をデジタルリリースした。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

七十二候の一つ、第五十八候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」から着想を得た本楽曲は、虹が消えるのではなく隠れて見えなくなるという季節の気配を、別れや喪失に重ねた作品。唇を交わすほど近いのに言葉は交わされない二人を軸に、冬が近づく乾いた空気の中で感情を描いている。

テーマとは裏腹に軽快なテンポの上で展開される楽曲は、喪失によって取り残される感覚を、矛盾と共に曲に落とし込んでいる。前作EP「薄墨」から楽曲「春の宵に」も同時に収録されており、この二曲は同じ「指先が震える」というモチーフを、季節と温度を反転させて対になる楽曲として制作されている。

新曲「指先だけ」を聴いた後、改めて「春の宵に」をなぞっていただきたい。前作EPでの試聴時とは、また違った楽曲の側面を楽しむことができるだろう。本楽曲「指先だけ」のリリースに合わせてMVも公開されている。ぜひチェックしていただきたい。

本人コメント

「指先だけ」は、第五十八候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」から着想した、冬の喪失を描いた2:33の短い曲です。虹が消えるのではなく、隠れて見えなくなる。その様子が別れや欠落に近いと思い、この言葉を手がかりに作りました。

この曲は、既発曲「春の宵に」と対になるように作っています。「春の宵に」が、春の夜の熱や揺れの中で終わる直前の気配を描いた曲だとしたら、「指先だけ」は、冬が近づく乾いた空気の中で失ったあとを描いた曲です。同じ「指先が震える」というモチーフを、季節と温度を反転させ置き直しました。

歌詞は、唇を交わすほど近いのに言葉は交わされない二人が軸です。朝が近づくほど会話は消えていって、最後に「指先だけ」を繰り返します。

サウンドは、軽快なテンポの上で取り残される感覚を表現しています。サウンドと歌詞がリンクしない違和感をそのまま曲にしました。ジャージークラブ/ガラージの気配をまとわせつつ、ギター・ベース・ドラム中心のシンプルな編成で、余白が鳴るように仕上げています。

ベースはファンキーなフレーズで前に引っ張り、ギターはクリーンにコーラスをかけたミュートの指弾きで、タイトルの「指先」に通じる触感を作りました。上物はギターを主役にして、シンセパッドはさりげなく添える程度にしています。ボーカルは80年代のチープなヘッドホンアンプに通し、少し歪んだ擬似ステレオで、狭い部屋にいるような質感にしました。全体はローファイですが、余白は消さないようにしています。

ミキシング、マスタリングはボーカルの城垣が担当。短い曲だからこそ音数や質感を絞って、「春の宵に」と呼応しながらも、言い切れない喪失だけが残るところで終わらせています。

聴いてほしいのは、夜~明け方の時間帯、あるいは冬の帰り道のように、気持ちが静かに冷えていく瞬間です。悲しいのにテンポは軽い。その矛盾ごと、言葉にできない感情に寄り添えたらいいと思っています。

Vo, Gt, Syn: 城垣

リリース

『指先だけ』
タイトル: 指先だけ
Release: 2026.4.1
Format: Digital
Label: FRIENDSHIP.

Track:
1. 指先だけ
2. 春の宵に

配信リンク
https://friendship.lnk.to/Yubisakidake_Hitotonari

各種リンク

Hitotonari Official Web:
https://hitotonarimusic.com/

Official X
https://x.com/hitotonarimusic

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