​<DigOut 連載vol.50><digout 連載vol.50=""></digout>注目のアーティスト紹介コラムーー「katawara」

​<DigOut 連載vol.50>注目のアーティスト紹介コラムーー「katawara」

2026.05.01

DigOut連載とはー?

数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!

Curated by 遊津場
(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)

katawara

慌ただしい新生活を過ごしてますか?
ちょいとここらで心を凪にしていきませんか?

作曲、演奏、アレンジ、映像全てを手掛け、ノスタルジックな世界観と共に、聴き心地の良いサウンドを追求する、shogo(Vo.Gt.)とsetsuka(Vo.Pf.)からなる音楽ユニット・katawaraを紹介します。

重厚な時代劇映画のサウンドトラックを再生したかな?と思うような美しく雅なピアノの音色。
どちらも透明感のある男女ツインボーカル。どちらがどれだけ歌うかは、曲によってバリエーション豊かですし、掛け合いやハーモニーの美しさなんてもう…説明する必要はありません。作詞作曲のクレジットも固定されてませんね。そこも静かにも自由な音色が鳴らされている理由の1つかと思います。
歌詞は1つ1つ長く語らずとも、言葉が古来から持つ自分の思考を入れる隙間があって、情景が広がり、そこから運ばれる澄んだ風に、心が洗われます。

2024年3月に投稿された『海の月の出』のMVから少しずつ名前が広がっていき、そこからYouTubeにMVをコンスタントに投稿。昨年4月に公開された『春よ』のMVが初の10万回再生数超え。昨年12月公開の『冬のひ』は過去最高の29万回再生超えとなっています。最新作『月明かりの下で、ひとり貴方を想う。』も好調に再生回数を伸ばし、『冬のひ』に迫ろうとしています。
ここで名前を挙げた4曲。どれもスタジオジブリか新海誠作品の映画主題歌に使いたくなると思いますが、『春よ』は今年、あのチロルチョコが作るショートドラマの主題歌になりました。

ライブも年に数本というペースですが行っています。もう少しアコースティックの大型サーキットイベントに呼ばれるべきなのに…と思いつつ、こだわりを込めたワンマンライブを、月の見える夜のカフェ(大阪のArt Beat Cafe NAKANOSHIMA解か)でマイペースに行ってほしいなとも思います。もしくは音源のような多彩な音色を鳴らし、映像だけでなく、嗅覚も刺激するようなライブハウスでのイベントでもいいですね。
実は偶然とある現場が同じだったこともあり、対バン相手の相談をされたことがありました。あまりいない編成なので、(自分で言うのもなんですが)私と言えど、同じキーボードのいる2ピースの声にならないよ以外答えられなかったのですが、意外とThe Slumbersもいいかもしれません。無骨なロックバンドですが、日本的な情景を丁寧に伝えるという意味では親和性があると思います。どちらも良い海を見せますからね。

飽和状態の歌い手とボカロPのユニットでもなく、かと言って単純なアコースティックユニットでもない。この2人の手によって洗練された四季折々の音楽を創り出すこのユニットが、疲れたあなたの傍らにずっといますように。

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