<ライブレポート>初のバンド体制で送る Snugs BAND ONEMAN LIVE 「FEEL」

<ライブレポート>初のバンド体制で送る Snugs BAND ONEMAN LIVE 「FEEL」

2026.01.07

2025年12月27日(土)渋谷 GARRETにてSnugs BAND ONEMAN LIVE「FEEL」が開催された。

結成8年目にして初めてのバンド体制で臨んだこのワンマンライブは、Snugsにとって確かな転換点となる一夜となった。

4人ボーカルグループとして、声の重なりと感情表現を磨いてきた彼らが、ギター、ベース、ドラム、キーボードを迎え入れ、楽曲をより立体的に鳴らす。その挑戦は、新しさを見せるためのものではなく、これまで積み重ねてきた楽曲と真正面から向き合うための選択だったように思う。

会場を満たす期待と穏やかな空気の中で、Snugsは今の自分たちにしか歌えない声、鳴らせない音を提示した。

本記事では、初のバンド体制のワンマンライブの様子を記している。

真っ直ぐ届くSnugsの声と覚悟

それぞれの全く異なる声質を織り交ぜ「等身大で飾らず熱いメッセージ」をモットーに全国各地のライブハウスやイベント、路上ライブにて活動するSnugsのワンマンライブは『ハードラー』からスタート。

1曲目から一気にテンポを上げ、迷いのない音がフロアを押し切っていく。バンドサウンドの厚みと4人の声が重なった瞬間、これまでとは明らかに違うSnugsの姿が立ち上がった。

続く『ぎこちないラブソング』では、空気が一段と明るくなり、自然と体が動き出す。盛り上がる曲調の中にも、不器用で真っ直ぐな感情がにじみ出ており、観客との距離が一気に縮まっていくのが分かる。

3曲目には『君と僕のI love you』を披露。手拍子の音圧が徐々に大きくなり、これから始まるSnugsのワンマンライブを鮮やかに彩るように歌い上げる。

曲が終わり、橋場 万寿男から「2025年の総決算!このバンド体制で終われる幸せです!本当に最高なメンバーと共に今日を作れる幸せを噛み締めて最後の最後まで楽しみたいと思います!よろしくどーぞ!!」と感謝と意気込みを高らかに宣言。

そして桑原 健次からバンドメンバーの紹介が行われ、池田拓真(Gt)、二見真典(Ba)、やまもとあきら(Dr)、小川ハル(Key)という豪華な楽器隊が、この日のSnugsを支えていることが改めて共有された。

MC明けの『Fly』では、そのバンドの推進力が存分に発揮され、歌が前へ前へと運ばれていく。

続く『妄想ランデヴー』は、イントロから空気を掴む“いい入り”を見せ、Snugsらしい明るく晴れやかな空気が広がった瞬間に、観客の集中が一気にステージへと集まった。

ボルテージが上がり続ける中、間髪入れずに『オーマイガッ!』を披露。会場全体が一体となる。手を上げ、声を重ね、今この瞬間を共有する喜びが渦を巻くように広がっていった。

ここで、杉田 ゆういちろうが「みなさん楽しんでますか!?もう年末年始ですよ!」というと、SEIICHIがすかさず「年始ではないな(笑)」と突っ込み、フロアを温める。

続けて杉田が「ごめんなさい(笑)“年末”で!しかもお昼ですよ。こんなに集まってくれてありがとうございます!」と感謝を伝え、そのまま「僕たち結成して8年、沢山の楽曲をリリースしてきました。1曲1曲が大切な楽曲です。頑張る勇気とか、みんなが前を向けない時とか背中を押したいし寄り添えるような曲を作っていきたいなと思って今まで曲を作ってきました。次やる曲は失恋の曲なんですけど、みんなに寄り添えたらなって思ってます。」と言い、空気を落ち着かせるように届けられたのが『君が好きなのは僕じゃなくて』

失恋をテーマにしたこの曲では、4人それぞれの声が感情の濃淡を描き、しっとりと歌い上げられる。盛り上がりから静けさへ、その振れ幅を自然に受け止めさせる流れが、Snugsの表現力の幅を強く印象付けた。

曲が終わりそのまま『100年のメモリー』を披露。まるで恋愛映画の主題歌のような響きを持った1曲であり、特にハモリの美しさは圧巻。4人ボーカルグループとしての強みが、バンドサウンドの中でより際立っていた。

フロアに音がじんわりと広がりフロアの時間が少しだけ緩やかになる。自分のパートでない瞬間、メンバーは観客の顔を見渡し、今この場所に立っていることを噛み締めるように穏やかな表情を浮かべていた。

続く『鏡』では、バンドサウンドが楽曲にさらなる深みを与え、曲と曲の間さえも緩やかに流れていく。サビ前の力強く伸びやかなフレーズが胸に浸透し、静かな感情の揺れを観客一人ひとりに残していった。

MCではSEIICHIが「2025年も本当にありがとうございました。応援してくださる全ての人たちに恩返しをしていかなくちゃいけないなと強く思います。みなさんが僕たちに愛を注いでくれるから僕たちは歌えています。なので一人ひとりに愛を込めて次の曲を歌います」と告げ、次の曲へと想いが引き継がれ『LOVE』を披露。

小川のキーボードと心地のよい4人のハモリが印象的な1曲。素直な気持ちになれる言葉を晴れやかな表情で歌い上げ、手を振り、観客と合わせながら会場全体で歌う時間が生まれる。ラストはアカペラでのハモり。音が消えた後の余韻が、深く心に残る。

曲が終わり杉田から「2025年皆さんに会えて、過ごせて本当によかったです!良いことも沢山あったし、悔しいこともあった!仲間が辞めていったり売れていったり!俺たちはまだまだだって痛感しました!だからこそ見えたものがあります!俺たちはまだまだ出来る!まだまだ戦えるし挑戦できる!俺たちはチャレンジャーだ!」といい『チャレンジャー』へと繋げ、再び会場の温度を引き上げる。

サビでは拳を掲げ、嬉しいことも悔しいことも歌に昇華できる事、“歌うことへの力”を全身で伝えてくれた。ラストに池田のギターが強く掻き鳴らされ、4人にさらに力を与えるように鳴り響いた。

次の曲のイントロで桑原が「俺たちが歩くこの道は長い道だけど、今日もこうしてライブができてます!こうして歩けるのは、何度でも言います!今日ここにいるみんな、そして今日ここに来れなくても応援してくれる全ての人のおかげです!みんなのおかげで一歩を踏み出せます!みんなからの気持ちだけは絶対に1秒たりとも忘れない!だから2026年も一緒に一歩ずつ歩いてほしい!」と、感謝と覚悟を真っ直ぐに伝え『Step by step』を披露。

4人で歌い始めたStep by stepは、ライブの締まりを感じさせる1曲となった。それぞれの個性が交わり、Snugsという存在に収束していく感覚が確かにあった。その感覚は今日ここにいた観客に間違いなく共有されただろう。

曲が終わり、桑原から2026年春、東北、関西、関東でのライブツアーの告知を挟み、そこから、桑原が続けて「泣くところじゃないんですけど…アメリカに喉を改造しに行ってきます!来春には出れますので、その間は3人と言う事で!」と言うと杉田が「まかせて!」と返事をするが、不安そうに桑原が「任せられるの1人だったな!?(笑)大変な道になるな…」と杉田の肩を叩く。

桑原が伝えてくれた事は決して後ろ向きな事ではなく、Snugsの未来のため、Snugsを応援する我々のためであることが明言された前向きなメッセージだ。

そこから始まった『モノタリナイヤ!』では、メンバーと観客が一斉にタオルを回し、再び熱狂の渦へ。

最後に杉田から「来年も再来年もみんなの人生が音楽で溢れますように!」と願いを込め『music』を披露。メンバー同士が肩を組み歌い上げるその姿は、音楽の在り方を体現してくれているようだった。

ラストナンバー『music』で盛大にライブは終了。メンバーが深々と頭を下げ、感謝を伝える。

結成8年、2025年のラストライブに初のバンド体制。音楽に対して、応援してくれるファンに対しての気持ちと覚悟を見せてくれたSnugs。

この一歩は、確かに次の未来へと繋がっていく。

<セットリスト>

1.ハードラー

2.ぎこちないラブソング

3.君と僕のI love you

4.Fly

5.妄想ランデヴー

6.オーマイガッ!

7.君が好きなのは僕じゃなくて

8.100年のメモリー

9.鏡

10.LOVE

11.チャレンジャー

12.Step by step

13.モノタリナイヤ!

14.music

 告知

【LIVE Info】

「Snugs」×「???」

来春ツアー開催決定

東北/関西/関東

詳細、追加情報は来年公開!

Snugs ワンマンライブ

2026.8.9(日) @ Zepp DiverCity(TOKYO)

【プレイガイド一般販売】 

ついにSTART

▼受付URL

ローソンチケット:

http://l-tike.com/snugs/

イープラス:

http://eplus.jp/snugs/

チケットぴあ:

http://w.pia.jp/t/snugs/

枚数制限:お一人様4枚まで

各種リンク

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この記事を書いた人

カメラ 執筆
高島よしお
1997年生まれ/東京都出身 趣味は「フィクション」と「散歩」 年間通して映画を平均400本観ます 音楽は平均1200時間聴きます