2025.04.04
「unyieldingness 2 STYLE」は“不屈さ” “揺るぎなさ”という意味を持ち、その2つのスタイルを持つ「LUNKHEAD」と「toybee」が、2025年3月25日(火) 下北沢 CLUB Que にて、対バンを実現した。
2つのバンドに共通する、不屈の精神、揺るがない信念をライブを通して、存分に発揮した様子が、この記事では記されている。
惜しくも来れなかった方、全員にこの熱さを感じられるように執筆をしたので最後までみていただけたら光栄だ。
1999年に結成した「LUNKHEAD」は、今までにフルアルバムを13枚、ミニアルバム3枚リリースしてきた実績を持ち、今年(2025年)で結成26周年を迎える。
2004年『白い声』でメジャーデビューし、着実にライブの動員を伸ばし、渋谷AX、新木場 STUDIO COAST、渋谷公会堂、日比谷野外大音楽堂など、 数々のワンマンを成功させてきた実力派のロックバンドだ。
そんな彼らのパフォーマンスは、開始前から観客の手拍子がライブハウス内に鳴り響いていた。登場を待ち侘びる観客の表情や、その光景は、彼らの歩んできた不屈のストーリーを物語っているように感じられ、CLUB Que のステージに現れたLUNKHEADが、1曲目に披露したのは『下北沢』だった。
「誰かの夢が叶う夜に 誰かの夢が死んでいく そんな景色をずっと何千回超えて それでもまだ夢を見てた」と歌う小高芳太朗(Vo/Gt)の言葉には濁りのない純粋な熱を感じ、LUNKHEADらしい楽曲で幕を開けた。
4曲目と5曲目には、2025年1月14日に配信リリースされた「星が輝いていた ep」の中から、25周年ツアーの際から温め続けていた『この歌が終わるまで』『赤』と立て続けに歌い上げ、会場の熱気が立ち込め始めるのを感じた。
『この歌が終わるまで』の歌詞の中で「どんなに嬉しくても どうせいつか消える 僕ら誰もが皆平等に だから消えない間は はぐれないように 今だけはただ君を繋ぎとめていたい」とあり、観客とLUNKHEADが音楽で繋がっていることを示唆しているようだった。
心のどこかに孤独や焦燥を日々持ち続ける我々には、不屈を体現している彼らがいる。そう伝えてくれているように思える楽曲だ。
5曲目の『赤』の最後には、「誰しもが祈るように今日を生きて ささやかな幸せを願い生きて」とあり、死にたいと願ったあの子にも、死ねもせず暗闇で苦しむ人にも、赤い血は皆平等に身体を流れているように、誰しもが願うが、叶えられない現実を歌っているように感じられる。
わかりきっているはずなのにどうしてこうも苦しいのか、そんなことを考えさせる、現実的な楽曲に仕上がっている。ただ、その現実を悲観し続けてはいけないと思えるほどに、彼らの熱は身体を通して伝わった。
6曲目には、2005年に発表したシングル『体温』を披露。“命が燃える音”が、確かに聞こえた。あの場にいた我々にしか聞こえない命が燃える音が。
不屈の精神、揺るがない意志を体現し続けるLUNKHEADは、これからも我々と共に、命を燃やし続ける。
MCでは小高芳太朗(Vo/Gt)が「toybee」の冨塚(Vo/Gt)との出会いを語ってくれた。「14、5年前かな?よく遊びに行くライブハウスで冨塚君が僕のピックをペンダントにして、素で付けてたんですよ。たまたま会った時ですよ?ぶっ飛んでんな、と思って(笑)」と、観客の笑いを集めた。
続けて「彼(冨塚)が高校生の時に俺らを知ってくれて、憧れてくれてたんですよ。俺、早稲田(大学)なんですけど、それで彼も早稲田に入ってバンドを組んで、下北沢のgarageでライブするんだ!って言って、やり遂げてるしね。」
「順番がちょっと…(笑)俺が知ってる中で一番ぶっ飛んでるバンドマンだな、と思ってます。いきなりカタール行くしね(笑)カ、カタール!?って思って(笑)すごくない?」と「合田悟(Ba)」に振ると、すかさず「うん!宇宙人だと思ってるから(笑)それぐらい行動力あるよね」と、正直な気持ちを吐露した。
最後に小高が「今ツアー中で、ファイナルが、9月15日渋谷CLUB QUATTROでありますのでので、よろしくお願いします。」と締め、9曲目『星が輝いていた』を披露した。
生きたいと願う人の、内に秘めた思いを、歌として表現し続けるLUNKHEADの楽曲たちは、ロックバンドとしての在るべき形を表現しているように感じられ、きっとこれからも我々の柱となり揺るがずに、あり続けるだろう。
10曲目に『シンドローム』を披露。ギターのリフとベースの歪みが心を掻き乱し、ドラムの音が感情を昂らせる。
弱くなり続ける人間の模様を力強く歌い上げる様子は、強がりにも見え、見栄っ張りにも見えるだろう。だが真実を求め、現実を彷徨う我々には力強い一筋の光に見えた。
続けて小高芳太朗が「下北ー!!飛び跳ねろー!!」とシャウトし、11曲目『アウトマイヘッド』を披露。
観客が無我夢中に飛び跳ねる様子は、実に爽快で、心を熱く燃え上がらせる。そんな純粋な楽しさがLUNKHEADのライブには詰まっていた。
「つまらないことをおもしろくして笑おうぜ」と歌う小高芳太朗に賛同するように、観客は思い思いに飛び跳ね、下北沢 CLUB Que を揺らした。
最後に『何も怖くなどなかった』を披露。不屈さ、揺るぎなさを体現し続けるLUNKHEADに怖いものなどない。
熱くも暖かくもある彼らと共に走る道に、怖いものは何もないだろう。そう思わせてくれたライブだった。
<セットリスト>
1.下北沢
2.ギグル
3.インディゴ
4.この歌が終わるまで
5.赤
6体温
7.三月
8.小さな反逆
9.星が輝いていた
10.シンドローム
11.アウトマイヘッド
12.何も怖くなどなかった
9/15(月祝)SHIBUYA CLUB QUATTRO<ツアーファイナル!>(東京都)
【OPEN/START】16:15/17:00
【チケット購入URL】
ぴあ
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ローチケ
https://l-tike.com/search/?keyword=LUNKHEAD
イープラス
https://eplus.jp/sf/search?block=true&keyword=LUNKHEAD
YouTube:https://youtube.com/@lunkheadchannnel?
X:https://x.com/lunkhead_offici?
Instagram:https://www.instagram.com/lunkhead_official?
60〜70年代のロックを彷彿とさせる楽曲や、メロウに響くギターリフと、キャッチーなメロディの融合を実現させた、新しくもあり、どこか郷愁に触れられる“ネオトーキョーロックバンド”「toybee」は、2021年に結成した、千葉県成田市発の3人組ロックバンドだ。
ライブ活動の他にも、ファンクラブ「トイビーのノゾキアナ」やラジオ「トイラジ」など、多種多様な活動を精力的に行っている。
他にも、YouTubeチャンネル「とみといびー」では、バンドマンならではの視点で、音楽アニメの感想や、解説を行っておりファンからも人気のコンテンツとなっている。
そんな「toybee」は、キャッチーなイントロと共に入場し、1曲目に『ライド・アンド・ライブ』を披露。早々に下北沢 CLUB Queを盛り上げる。
瑞々しく爽やかな歌声が、最高のドライブチューンに仕上がっており、この楽曲を流しながら走る高速道路には、爽やかな風や、晴れやかな景色が広がっているだろう。渋滞なんてへっちゃらだと思わせてくれる、そんな楽曲だ。
2曲目に『道化師のラブソング』を披露。痺れる鍔本隼(Gt)のギターソロが、心臓の高鳴りを知らせ、私は、自然と首を振っていたことに気づいた。
続けて3曲目に『Super Imagination』を披露。2曲目同様にギターテクニックが輝き、爽やかな勢いは止まらずに走り続けていく。冨塚(Vo/Gt)の言葉遊びが感じられるこの楽曲は、往年のロックサウンドを感じさせつつも、ヤングな勢いを感じさせてくれるボーカルが、気持ちよく脳内を駆け回る。
4曲目の『ワンタイムラヴァー』では「チャックベリー」の『ジョニー・B・グッド』を彷彿とさせる、ギターのサンプリングがあり、ロック愛が感じられる1曲に仕上がっていた。
MCでは冨塚が「宇宙人率いるtoybeeです!よろしく!(笑)」と挨拶を交わし、笑いを集めた。
続けて「一つだけ訂正させてください!高校生じゃなく、中学生の頃からLUNKHEADが大好きです!小高さんを追っかけて早稲田に入ったのは本当で、それから小高さんのネットストーキングをずっとしてました(笑)」
そしてライブタイトルについて言及した「unyieldingnessの意味調べた人いる?不屈とか揺るぎなさって意味なんだけど、まさに僕がLUNKHEADに感じていた事だし、LUNKHEADから教わってきたので、このタイトルすごい嬉しかったんですよ。」
「僕が高校生の時に、LUNKHEADのバンドスコアに書いてあった、小高さんが使ってるフランジャーを、小高さんみたいになりたくて買ったんですよ。今日のエフェクターボードにも入ってるんですけど。」と、LUNKHEAD愛を語り、続けて「LUNKHEADを知ってる人生の方が長くなって、LUNKHEADに教わった不屈さ、揺るぎなさを確立させるためにも今日、トリでお願いします!って言ったんですよ(笑)」と告白した。
すかさず「LUNKHEADのファンの皆さんすいません!LUNKHEADさんすいません!でも絶対トリでやりたかったんです!」といい、観客からの熱い拍手が届けられた。
最後に「絶対に最高のライブをして、LUNKHEADのファンの皆さんにも、toybeeのロックを届けますので、最後までよろしくお願いします!」とMCを締め、5曲目に、敬愛する「LUNKHEAD」の『僕たちには時間がない』をカバーし、胸が熱くなる展開を作ってくれた。
6曲目の『ステルオンナ』のイントロで、冨塚が途中で姿を消し、テクニカルで唸るようなサウンドをメンバーが披露した。数瞬置いて冨塚が戻り『ステルオンナ』を披露した。
7曲目の『S.Y.S』では、しっとりとしたサウンドに冨塚の歌声がCLUB Queに、儚くも力強く響いた。ギターサウンドが、のどかに響くイントロから始まり『風知らぬひと』を披露。
「我を忘れて恋をした 名前も知らぬ あの人よ」と最後に歌い、暖かい風が背中を押した気がした。
9曲目に『Golden Age』を歌い上げ、しっとりとした空気を切り裂き冨塚がシャウトをする。それに呼応するようにギターソロが響き、toybeeのロックが高らかに聴こえた。
最後に『惑星ダブリス』を披露。「Can you feel its Soul?」と歌い上げるtoybeeのソウルは、観客にしっかりと届いたライブとなった。
ライブは無事に終了したが、鳴り止まないアンコールに応え、toybeeが戻ってきた。
「アンコールありがとう!僕が世界一、いや宇宙一敬愛するバンドはカッコいいべ!」といい、観客も同意の拍手を送った。「まさに不屈で、揺るぎなくて…カッケーな(笑)」と素直な気持ちを吐き出した。
続けて「宇宙一LUNKHEADの血が流れてるバンドがtoybeeだと思ってるんで、どんどん僕たちがデカくなることで、よりLUNKHEADの音楽が好きになっていくんじゃないかって思うんですよ。そんなLUNKHEADさんは、お会いするといつも、元気か?調子いいか?って聞いてくれるんですけど、初めて今日、調子良いっす!って言えたんですよ(笑)」といい、続けて「ここにいる人たちは、僕たちのこれからの夢を叶えさせてくれる人たちだと思っているので」と、ファンに感謝を述べた。
更に「5月17日(土)に、ここCLUB Queでワンマンやりますし、本気で武道館目指して活動してます!LUNKHEADの血が流れてるバンドが武道館に行きますので、LUNKHEADのファンの皆様も、見ていてくれたら嬉しいです!本当に今日はありがとうございました!」
アンコールの曲について冨塚が「カバーでやった『僕たちには時間がない』聴きたくないですか?僕の声じゃなくて(笑)」といい、観客を盛り上げる。
「本当に時間がないと思うんですけど、やらせてもらっても良いですか?ということで、ゲストボーカル、小高さーーん!!」と叫び、小高芳太朗が姿を現した。
「急にいうからさ(笑)」と、小高芳太朗が言うが、すかさず冨塚が「急に言わないと出ないじゃないですか!」とツッコミを入れ、笑いを集める。
冨塚が続けて「途中でハケた時あったじゃないですか?あの時に言いました(笑)」と衝撃の事実を我々に伝え、再度、観客の笑いを集めた。
「そんなに言われたらやるけどさ、しっとりしたシャツもう一回着るのいやなんだよ(笑)」と言い、LUNKHEADの楽曲である『僕たちには時間がない 』を、共に歌い上げ、ファン待望の展開を最後の最後に作り「unyieldingness 2 STYLE」は暖かい拍手と歓声で幕を閉じた。
<セットリスト>
1.ライド・アンド・ライブ
2.道化師のラブソング
3.Super Imagination
4.ワンタイムラヴァー
5.僕たちには時間がない(cover)
6. ステルオンナ
7.S.Y.S
8.風しらぬひと
9.Golden Age
10.惑星ダブリス
<アンコール>
僕たちには時間がない(cover)
toybee -oneman-
toybee「REVOLUTION FROM MY Que」ONEMAN LIVE
開場 17:15/ 開演 18:00
出演toybee
TICKET:
ファンクラブ最速先行(抽選) 3/15 10:00~3/19 23:59
※入金期間:3/26 23:59まで
Que店頭販売(3/21~)
LivePocket(3/23 10:00~)
イープラス(3/23 10:00~)
<配信チケット>
DANKE 3/23 19:00~5/24 18:00(視聴期限 21:00まで)
YouTube:https://youtube.com/@toybee1018?