『FGDP-50』と『FGDP-30』が賞を獲得
ヤマハ株式会社(以下、ヤマハ)は、フィンガードラムパッド『FGDP-50』と『FGDP-30』が、2024年度グッドデザイン賞を獲得したことを、10月16日に発表している。
『FGDP-50』と『FGDP-30』は、指だけで本格的なドラム演奏ができる新開発の楽器だ。
演奏の快適さが最優先されており、パッドが人間工学に基づいたレイアウトになっている。硬さや感度もフィンガードラムの演奏に最適化され、繊細な強弱やフラムやロールなどドラム特有の奏法による表現もできる。
好みに応じてパッドにボイスを自由に割り当てられるが、ヤマハは3フィンガースタイルを推奨。
3フィンガースタイルのホームポジションを使えば、8分音符などの基本的なリズムを片手で簡単に演奏できる。
また、アーチ状に配置された左右対称のパッドを両手で演奏すれば、16分音符やダブルキックスタイルで、魅力的なバックビートをだすことが可能だ。
パッドを押し込むことでシンバルチョークなども可能
『FGDP-50』と『FGDP-30』では、鍵盤を弾いてから押し込むことで様々な効果(ビブラートや音量など)をコントロールできる「アフタータッチ」にも対応しており、パッドを押し込むことでシンバルチョークなども表現することが可能だ。
また、リアルなアコースティックドラムサウンドが、フィンガードラムとして最適な音になるようチューニングして搭載。
『FGDP-50』では1,500種、『FGDP-30』では1,212種の搭載音色から、好みの音色を組み合わせたユーザーキットの作成もでき、自分だけのサウンドや音色配置を設定できる。
軽量かつコンパクトなボディにスピーカーや音源、充電式リチウムイオンバッテリーが内蔵されており、時間や場所を選ばずに演奏できることも特徴の1つだ。
(画像はプレスリリースより)
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ヤマハ株式会社 プレスリリース
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