Column
【初心者必見】エレキベースの選び方と価格別おすすめモデル
2024.10.11
「エレキベースを手に入れたい!」と思っているみなさん。
いざ買おうと思っても商品がたくさんありすぎて、何をどのように選べばいいか分からないですよね。
ベースは音楽のリズムを支える重要な楽器ですが、価格や種類が多岐にわたるため、自分の理想やスタイルに合ったベース選びが重要になります。
そこで、エレキベースの選び方や予算に応じたモデルを詳しく紹介します。
目次
エレキベースの選び方
まず、エレキベースには選び方のポイントがいくつかあります。
演奏のしやすさ
演奏の快適さは、スキルアップや演奏の楽しさに直結しますよね。
特に初心者には、ネックの太さや形状、フレットの間隔など扱いやすいかどうかは重要なポイント。
細めのネックや、軽量なボディを持つベースは、長時間の演奏でも疲れにくいでしょう。
サウンドの好み
使われる木材やピックアップの種類によって大きく変わる、ベースの音色。
重厚な低音が求められるロックやメタルには、パンチの効いた太い音を出すベースが好まれます。
一方で、ジャズやファンクなどの軽やかな演奏をする場合には、クリアな音色が出るベースが適しています。
耐久性の良さ
楽器は長く使うものなので、耐久性も無視できません。
しっかりとした作りのエレキベースを選ぶことで、壊れにくく、メンテナンスの手間が減ります。
ボディの材質や、フレットやペグなどの金属部分の品質にも注目してみましょう。
デザイン性
見た目も楽器選びの重要な要素!
自分のスタイルや好みに合ったデザインのベースを持つことで、モチベーションが上がりますよね。
カラーや形状、メーカー独自のデザインなどお気に入りを見つけるのも楽しみですね。
値段
価格も重要な選択基準。
初心者の場合、手頃な価格帯から始めるのも良いですが、長く使いたい場合は少し上の価格帯のモデルも検討する余地がありそうです。
次の章からは、価格別におすすめのモデルを紹介していきます。
【2~3万円台】おすすめのベース2選
まずは、初心者でも手に取りやすく、基本的な機能を兼ね備えたモデルを2つご紹介します。
TRBX174/YAMAHA
(画像引用元:島村楽器)
ヤマハの定番入門モデルで、初心者にぴったりのエレキベース。
軽量なボディを採用し、長時間の演奏でも負担が少ない設計になっています。
また、しっかりしたグリップ感と、手にフィットしやすいネック形状により、演奏がしやすいのも特徴です。
フレット間もスムーズな移動が可能で、簡単にベースラインを弾くことができます。
GSR200/Ibanez
(画像引用元:Ibanez)
初心者や中級者向けに設計された、コストパフォーマンスに優れたエレキベース。
細めのネックによって手の小さなベーシストにもフィットしやすく、スムーズに指を動かせるのはポイントです。
また、「Phat II EQ」と呼ばれるアクティブイコライザーが搭載。
深みのある重低音を簡単にブーストできるため、音量感や音の厚みが欲しい場面で役立ちます。
初心者向けの価格帯ながら、上位モデルに引けを取らないクオリティを兼ね備えています。
【~10万円】おすすめのベース2選
この価格帯になると、より高品質な素材やパーツが使用されるので、プロ志向の音作りも可能になってきます。
Player Precision Bass/Fender
(画像引用元:Fender)
Fenderの伝統的な「プレシジョンベース(Pベース)」シリーズが現代向けに刷新されたモデル。
1950年代に登場したPベースから受け継がれる伝統的なトーンを持っている一方で、ネックやフレットのデザインは現代のプレイヤー向けに改善されています。
フレットはミディアムジャンボサイズで、初心者から上級者まで快適に演奏できます。
Classic Vibe ’60s Jazz Bass/Squier
(画像引用元:Fender)
「Classic Vibe ’60s Jazz Bass」は、ヴィンテージの雰囲気を手軽な価格で楽しめることで人気を集めるベース。
1960年代のフェンダー・ジャズベースのデザインとトーンを再現しています。
二重設計の「アルニコシングルコイルピックアップ」が搭載されており、ジャズベース特有の明るくクリアでパンチのあるトーンが特徴。
タイトな低音から鮮明な高音まで、幅広い音域で表現力豊かな音色を奏でることができます。
【10万円~】おすすめのベース2選
この価格帯になると、プロフェッショナルなステージにも十分耐えうる高性能なベースが揃っています。
American Performer Jazz Bass/Fender
(画像引用元:Fender)
「American Performer Jazz Bass」は、ステージやスタジオでも信頼が寄せられているプロフェッショナル仕様のベースです。
Fender独自開発の「Yosemiteシングルコイルピックアップ」が搭載されており、クリアでパンチの効いたトーンが可能。
ピックアップの出力はバランスが良く、低音域から高音域まで豊かに響きます。
また、トーンをカットした際に低音が強調されすぎるのを防ぎ、音のクリアさを維持したままトーンコントロールができます。
不要な「こもり音」を避け、正確なトーン調整が可能です。
StingRay Special/Music Man
(画像引用元:Music Man)
「StingRay Special」は、ベース界で長い歴史を持つモデル「StingRay」の進化版。
1070年代に登場した伝統的な「StingRay」のスタイルを維持しつつ、洗練された現代的なルックスが際立ちます。
カラーオプションも豊富で、ステージ上での見栄えも抜群です。
Music Manが設計した「アルニコハムバッキングピックアップ」が搭載されており、クリアでパワフルなトーンを提供。
特に低音域でのパンチが強く、指弾きやスラップ奏法に最適で、ライブやスタジオでのミックスの中でも存在感が際立ちます。
まとめ
ここまで、初心者向けのエレキベースの選び方のポイントと、価格帯別のおすすめモデルをご紹介しました。
楽器は演奏する人にとって、長く付き合っていく「相棒」です。
予算や演奏スタイルに合ったお気に入りを見つけて、ベースライフを楽しんでみませんか。