2024.06.11
ギターは弦の音が合っていないと、どんなに上手に弾いても音楽として成り立ちません。
ギター演奏に不可欠ともいえる「ギターチューナー」。
初心者でも簡単に使えて、ギターを正確な音に調整できる便利なアイテムです。
本記事では、チューニングの必要性やコツ、チューナーの種類をわかりやすく解説します。
おすすめのチューナー紹介など盛りだくさん、ギターチューナー完全ガイドとしてお役立てください。
ギターを弾くときは、各弦を決められた音に合わせる「チューニング」が欠かせません。
チューニングは、ギターの弦の張り具合を調整して音を合わせる作業。
そのチューニングに必要なのが、音を正確に計測する道具の「チューナー」です。
初心者からすると「ギターは買ったばかりだから、音は合ってるだろう」「チューニングは、もう少し後で大丈夫だろう」などと考えるかもしれません。
しかし、ギターのチューニングは初心者こそ必須の作業といえます。
音のずれに気が付くのは大事なことであり、ギターのレベルアップにもつながります。
ギターのチューニングで使うチューナーは、大きく5種類に分けられます。
初めてでも使いやすいおすすめのチューナーも選びましたので、参考にしてみてくださいね。
5種類のうち、初心者におすすめなのが「クリップ型チューナー」です。
クリップ型チューナーは、ギターのヘッドに挟むだけの簡単なタイプ。
小型で軽量、さまざまなメーカーから低価格で販売されているため、初心者も扱いやすいですよ。
自宅での練習にはもちろん、電池駆動のチューナーが多いので外出時の利用も問題ありません。
クリップ型はギターに挟むだけでチューニングできるため、エレキギターとアコースティックギターで併用できたり、バンド仲間と貸し借りしたりもできますね。
しかし、チューナー付近で鳴っている音そのものを内蔵マイクで拾うため、ギター以外の音を感知してしまう可能性があります。
クリップ型を使うときは、静かな場所でチューニングするのが望ましいでしょう。
クリップ型チューナーのおすすめは、KORGの「Pitchclip 2+」です。
ボタンが1つのシンプルで初心者に優しいチューナー。
音の高さはLEDライト表示でわかりやすく、画面だけを回転させて見やすい角度に調整もできます。
自宅での練習用に問題のない精度で、しっかりとギターにホールドする設計です。
さらに、全体にラバーが施されており、ギターの保護性と高い密着度もあります。
シールドでギターとつないで使うのが「カード型チューナー」です。
シールドは、主にエレキギターとエフェクターやアンプなどの周辺機器をつなぐアイテムです。
カード型チューナーはエレキギターからの電気信号で音を計測するため、基本的にアコースティックギターでは使えません。
シールドを必要とするタイプですが、コンパクトなサイズが多く、チューニングが周りの音に影響されないのは大きな特徴です。
さらに、多くのカード型チューナーにはメトロノーム機能が搭載されているため、チューニング後の練習にも活躍しますよ。
クリップ型よりも精度が高くて機能も追加されていますが、手ごろな価格で購入できるでしょう。
カード型チューナーのおすすめは、BOSSの「TU-30」です。
チューニングモードに加え、リズムをとるメトロノーム機能も搭載。
手のひらサイズで持ち運びにも便利なため、さまざまな場面で利用できます。
各ボタンには文字だけでなくアイコンも記載されて、わかりやすいデザインです。
基準音発音機能を使えば、合わせるべき音を聞きながらチューニングができ、ギター初心者でも音の感覚をより早くつかめるでしょう。
また、内蔵マイクによってアコースティックギターにも使えたり、ベースにも対応のインプットを装備していたりするため、幅広く活躍するに違いありません。
ギターとアンプの間に入れて、シールドでつないで使うタイプが「ペダル型チューナー」。
クリップ型やカード型よりも、チューニングの精度が高いのがメリットです。
ライブハウスやスタジオなどの環境でも、周りの音に関係なく正確にチューニングできます。
ペダル型チューナーは名前から想像できるように、足の操作でスイッチを入れたりミュートモードにしたりします。
複数のエフェクターを組み合わせて持ち運びするエフェクターボードにセッティングでき、ギター周辺機器のカスタマイズも楽しめるでしょう。
将来的にライブやスタジオでの演奏を考えている場合は、この機会にペダル型チューナーを購入するのもおすすめですよ。
そんなペダル型チューナーのおすすめは、VOXの「VXT-1 STROBE PEDAL TUNER」です。
黒を基調にしたデザインに、大きなディスプレイが特徴。
「VT-1」は±0.02セントで、現代のギターチューナーでは最高レベルの精度を誇ります。
ギターの弦を弾いて音を計測するまでの時間が比較的早く、快適にチューニングできるでしょう。
チューニングモードは10種類も搭載され、基準の周波数を10段階から選択できます。
また、トゥルー・バイパス仕様により、チューナー回路で入力された音を劣化させずに出力が可能です。
高精度な「VXT-1 STROBE PEDAL TUNER」を活用すれば、美しい音を奏でられるでしょう。
チューニングをより気軽に楽しみたいあなたには、スマホアプリのチューナーがおすすめです。
無料と有料があり、スマホだけで簡単にチューニングできるのが一番の魅力です。
無料版のアプリチューナーでは正確さに限度がありますが、クリップ型チューナーよりも扱いやすいでしょう。
アプリチューナーは保管場所に困らず、ダウンロードしてもすぐにアンインストールも可能で、お試し感覚で使用できます。
外出時にチューナーを忘れた場合でも、すぐにチューニングできるため、無料アプリを1つはダウンロードしておくと便利ですよ。
しかし、アプリチューナーはスマホのマイクで音を拾うため、静かな環境でチューニングしてください。
アプリ型チューナーのおすすめは、Yousician Ltdの「Guitar Tuna」です。
無料のアプリは実際のチューナーに比べて精度が劣るといわれていますが、こちらは正確なチューニングができると評判のチューナー。
「なるべくチューナーの購入費用を抑えたい!でも、チューナーとして機能もしっかりしたものが欲しい!」という方は必見です。
スマホのマイクで音を拾い、画面上の針にて音の高さがわかりやすく確認できます。
簡単な操作で手軽にチューニングできるうえに、ノイズ除去機能を備えている「Guitar Tuna」はiOSとAndroid、それぞれ無料でダウンロードできます。
ラック型は、音響機材を収納する約50cm幅のラックケースに取り付けて使用するプロ仕様のチューナーです。
大型サイズで、カラフルなLEDライト表示が特徴です。
ライブ演奏やレコーディングスタジオなどで、大きな存在感を示します。
高精度かつ複数のチューニングモードを搭載しており、プロの演奏には欠かせないかもしれません。
高価で取り扱いも難しいため、チューナーにはラック型もあることを簡単に覚えておきましょう。
チューナーの役割や種類分けを理解できたら、実際のチューニングについてです。
ギターの音に慣れてレベルアップしていくため、チューニングの簡単なコツを2つ紹介します。
まず、チューニングの基本は、音を上げながら決められた高さに合わせます。
音を高くするには、ギターヘッドにあるペグを少しずつ回して、弦を締めてください。
チューニングの順番は6弦からです。
ペグを回すとわずかにネックが曲がり、弦の音程に影響が出ます。
太い6弦の張力は一番大きく、他の弦への影響を最小限に抑えられるため、6弦から順に以下の音にチューニングします。
音を高くするにはギターを構えた状態で、6つのペグが1列に並んでいる場合は、反時計回りに動かします。
ペグがヘッドの両サイドに分かれているギターは、1弦から3弦は時計回りで4弦から6弦を反時計回りに締めて調整しましょう。
基本素材が木材となるギターは、温度や湿度などの影響で音がずれやすい楽器なので、練習前は必ずチューニングするのがおすすめです。
練習中にも、音のずれを感じたらチューナーを使って高さを確認します。
ギターを始めたてはチューニングに慣れなくて時間がかかっても、何度も続けていればスムーズに音を調整できるようになります。
そして、耳が正確な音を覚え、ギター全体のレベルアップにつながりますよ。
弦の音を合わせずに練習していると、「押さえる指は正しいのに音がおかしい」「きれいな音で弾けない」などの問題が起きるのです。
そのため、面倒に感じても、ギターの練習はチューニングから始めましょう。
演奏スタイルや環境に適したチューナーを使って、きれいなサウンドでギター練習に励みましょう。