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ギターで音の響きに挑戦!おすすめの空間系エフェクター4選

2024.05.17

エレキギターを弾くときには、エフェクターが欠かせないアイテムといえるでしょう。 さまざまな音の変化がありますが、「音の響きを出したい」「広がりのある音を作りたい」などと考えている方に、空間系エフェクターを紹介します。

空間系エフェクターとは

エフェクターは歪み系やモジュレーション系、空間系など、さまざまな種類があります。

空間系エフェクターの役割

空間系エフェクターの役割は、音に響きや奥行き感などを持たせることです。 日常生活でイメージすると、以下のような場面で音の響きや反響を感じられます。
■お風呂で声を出したとき ■トンネル内で音を出したとき ■山に向かって「ヤッホー」と叫んで声が反復したとき ■コンサートホールで演奏したとき
ちなみに、カラオケでよく耳にする「エコー」も空間系エフェクターの一つです。 空間系エフェクターを使っている音は、空間の広がりが加わるため、立体的なサウンドともいえるでしょう。

空間系エフェクターの種類

空間系エフェクターは、主にディレイとリバーブに分けられます。 ディレイは日本語にすると「遅らせる」の意味です。 そのため、山びこのように音を遅らせる効果があると覚えましょう。 エコーはディレイに分類され、音の広がりが特徴的です。 一方のリバーブは、日本語で「残響」の意味です。 お風呂やトンネル内での音をイメージするとわかりやすいでしょう。 リバーブの中にもいくつかの種類があります。
■スプリングリバーブ バネを響かせて得る効果で、ギターアンプに内蔵されているものもあります。 ■プレートリバーブ 金属板を振動させて残響を与えるもので、ボーカルで多く使用するものです。 ■ホールリバーブ 広い空間で得られる残響で、長い余韻を楽しめます。

空間系エフェクターのつなぎ方と順番

ここからは、空間系エフェクターのつなぎ方や順番を解説します。

空間系エフェクターは「ポストエフェクト」

エレキギターで使うエフェクターは、接続する位置によって「ポストエフェクト」と「プリエフェクト」に分けられます。
■ポストエフェクト 音に豊かさを与える役割で、アンプの後ろにつなぎます。 音の周波数・位相を変えて音を揺らす効果のモジュレーション系や、音程を変化させるピッチ系があります。 空間系もポストエフェクトです。■プリエフェクト ギターアンプの前に接続します。 歪み系や一定の周波数をブーストまたはカットするフィルター系などがあり、音の土台を作る役割です。

空間系は最後に接続するのが主流

空間系エフェクターは最後(アンプの前)に接続するのが一般的です。 しかし、必ず最後にしないといけないという決まりはありません。 ギターからアンプの間は、以下の順番で複数のエフェクターをつなぐのがおすすめです。
■フィルター系(ワウなど) ■ダイナミックス系(コンプレッサーなど) ■歪み系(オーバードライブなど) ■モジュレーション系(コーラスやリバーブなど) ■空間系(ディレイやフランジャーなど)
ギターエフェクターの仕組みとして、ギターに近い音は効果が薄れ、アンプに近いエフェクターの効果が強く出る特徴があります。 エフェクターを接続する順番に決まりはないため、さまざまなつなぎ方を試してみてください。

最強の空間系エフェクター4選

おすすめの空間系エフェクターを4つ紹介します。

RV-6 Reverb/BOSS

BOSS RV-6は透明感のあるクリアなサウンドが特徴です。 8種類のリバーブモードで、音作りを楽しめます。 3つのつまみ、LEVEL・TONE・TIMEを操作して、リバーブの深さを調整します。 深いリバーブサウンドで、幻想的な雰囲気を演出できるでしょう。 スローテンポの曲に適しており、広がりのあるサウンドを求めるギタリストにおすすめです。
■本体サイズ(横×縦×高さ):73×129×59mm ■駆動方式:センターマイナス DC9Vアダプター、006P 9V乾電池
(画像引用元:Roland Online Store

Flashback 2 Delay/TC Electronic

Flashback 2は、多彩なディレイサウンドとルーパー機能を備えています。 MASH技術を利用したフットスイッチで、サウンドの変化が可能です。 幅広いディレイサウンドの効果を得られるため、エコーによる空間表現を活かしたギター演奏を楽しめるでしょう。 Flashback 2はロックからポップスまで、多様なジャンルに対応しています。
■本体サイズ(横×縦×高さ):74×122×50mm ■駆動方式:センターマイナス DC9Vアダプター、006P 9V乾電池
(画像引用元:TC Electronic

DD-500 Digital Delay/BOSS

Boss DD-500は、12種類のディレイモードを搭載しています。 音質の劣化が少ないデジタルタイプで、高度なカスタマイズが可能です。 ディスプレイと多機能ノブを使用して、細かいサウンド設定ができます。 スタジオ品質のクリアな音やビンテージ風の温かい音など、多様なサウンドを演出するでしょう。 初心者からプロまで、幅広い層が使える空間系エフェクターです。
■本体サイズ(横×縦×高さ):170×138×62mm ■駆動方式:センターマイナス DC9Vアダプター、006P 9V乾電池
(画像引用元:Roland Online Store

El Capistan(V2)/Strymon

Strymon El Capistanは、ビンテージテープエコーのサウンドを再現したディレイペダルです。 テープエコーの特性を細かく調整できるノブがあり、温かみのある広がりを与えられます。 Strymon El Capistanは古いテープレコーダーのような、温かくて柔らかいエコーが特徴です。 レトロなサウンドやビンテージ風スタイルの演奏に適しているでしょう。
■本体サイズ(横×縦×高さ):102×114×67mm ■駆動方式:センターマイナス DC9Vアダプター
(画像引用元:オールアクセスインターナショナル株式会社

安い・手軽に!空間系エフェクター

エフェクターは新品での購入はもちろん、安く手にするために中古品やシェアリングサービスなども利用できます。

中古の空間系エフェクターならシェアリングサービス

エフェクターは種類が豊富で、高いものだと10万円以上です。 個人でギターを弾いている場合には、なるべく安く手に入れたいですよね。 空間系エフェクターを安く入手するためには、中古品の購入が一つの手段です。 また、「試奏した上で購入を決めたい」「自分に使いこなせるか不安」など、もっと手軽にコンプレッサーを試してみたいときに便利なのが、中古で購入するより安価にエフェクターの利用ができる「エフェクターのシェアリングサービス」です。

シェアリングサービスは「TryOut」で

ギターエフェクターをもっと手軽に使いたいあなたは、シェアリングサービス「TryOut」を利用しましょう。 エフェクターを使ってみたい方と、使っていないものを有効活用したい方をつなぎます。 「楽器店が家の近くにない」「インターネットで楽に購入したい」などの需要に応えて、アプリですべて完結するサービスとして2023年にスタートしました。 エフェクターを探している方は、出品されているものから簡単にレンタルできます。 もしそのエフェクターが気に入った場合は、そのまま購入も可能です。 TryOutは「実際に買ったらイメージと違った」「いろいろなものを試したい」などの、悩みを解決します。 レンタル料は1週間で1,000円台が多いため、気軽に利用できるでしょう。

まとめ

エレキギターで、必須のアイテムともいえるエフェクター。 今回は空間系エフェクターに注目して、つなぎ方やおすすめを紹介しました。 空間系エフェクターは、ギターの音に響きや広がりを加えたいときに使います。 シェアリングサービスのTryOutを活用して、お気に入りを見つけましょう。