2026.03.06
DigOut連載とはー?
数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!
Curated by 遊津場
(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)
八丈島出身のシンガーソングライター・いまみれんが1st EP『僕はtoyじゃないよ!』をリリースしました。また、初のワンマンライブ、『いまみれん 1st One Man Live “どうして僕はこうなった?”』を2026年7月29日に東京・Shibuya WWWで開催することも決定しています。

各楽曲に対しても、いまみれんによるライナーノーツがあり、合わせて聴くとEPを通して彼のドキュメンタリーが届いてきます。ここまで感情と曲が密接なアーティストも珍しいと思います。『求める nor i』の衝動さは昨年6月のリリースから少しずつ話題になってはいましたが、今回のコメントと新曲『シネ・マ・ジレンマ』から流れで聴くと、また一段と深く踏み込んできます。〈Baby Baby Baby〉という歌詞が、本当にいまみれんが赤ちゃんみたいに泣いているように聴こえてきました。
『怒号外生地〜Made in Pizza〜』でも失恋の気持ちを強い音に乗せて出した後、別の恋人がきっかけで作られた『愛の歌』ではまた優しく〈Baby Baby〉と母なるような歌い出しで、ある意味『求める nor i』とは一貫性はありつつも表裏一体な執念が見えてきました。そして弾き語りの音が心地よい『群青』はまた落ち着きというか、もう1人のいまみれんがいまみれんを落ち着かせているようにも聴こえてきました。
彼には結局歌というものが良くも悪くもずっと付いてくるんだろう、その運命をこれからも見ていきたいと思わせる最後の1曲です。と同時にエンタメとか見世物とかじゃなく、とにかく今後も正直な音楽だけを作ってほしいと思います。スタッフの方、頼みました。
彼のサウンドの特徴はアンセミックなところが入っているところです。彼のありのままの感情をより奥行きを持って伝えており、さすがにこれは神様まで届くだろうと思います。他のベッドルームミュージックのソロアーティストとはまた違った線を引いていると感じました。
さて初ワンマンはどのようなセットリストとなるのでしょうか。彼の頭の中にあるアイデアと辛い気持ちが諸共少しでも報われることを願っています。
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