2026.03.01
DigOut連載とはー?
数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!
Curated by 遊津場
(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)
長崎発スリーピースガールズバンド・マリンブルーデージーが2曲入りの1st EP『キラメキ』をリリースしました。それに伴い、3月3日の東京公演を皮切りにリリースツアーを開催。6日神戸、28日佐賀、29日地元長崎佐世保がツアーファイナルとなっています。

この新曲やツアーには様々な覚悟が込めらています。
彼女達は2023年10月と12月に公開されたMV『recollection』『らったった』の時点で、早耳のリスナーを中心にじわじわと注目度が高まっていきました。この時点でまだ彼女達は高校2年生です。2024年〜2025年3月の高校3年生の期間も精力的に活動を行い、長崎県外でのライブも活発に。昨年のワンマンライブはソールドしています。あと何を隠そう、昨年3月の初関西となるライブは私がブッキング面などのサポートで入ってました。
今回の神戸編のライブハウスD×Qはその時と同じ場所。業界歴長い店長も評価してましたし、ライブハウスにもバンドにも意味ある出会いを与えられて嬉しいです。
そんな高校生、彼女達の曲名で言えば“JKブランド”が終わった2025年4月以降。上京したメンバーもいて拠点が違ったこともあり、表立ったペースは落ちていましたが、それでも長崎のロックバンドとして覚悟を持って制作した『1945』をリリースしましたし、新たなフェーズへの準備をしていたとのことです。その始まりがこのリリースツアーです。
たしかに海音(Gt/Vo)は10代や高校生という、ある意味肩書きが取れると、その爆発力に歯止めが効くかなと思わせるものがあるんですよね。
『JKブランド』はその刃が分かりやすく出ていますが、他の繊細なメロディーが美しいポップナンバーやシリアスナンバーにも、歌詞を聴くとパンキッシュな部分というか、執着心、ハードコアな部分さえ感じるんですよね。そしてライブでもかなり魂剥き出しな部分を見せてくれました。
そして新曲『キラメキ』。分離しそうな心や精神をロックの音で、ある種強引に、しかし必然に繋ぎ止めようとする強さを感じて、変わらずハードコアな精神だなと。〈あなたは私から…もう目を離せなくなるでしょう。〉という歌詞には期待していいです。『2人の街』はツインボーカルがあるなどサウンドやマイクワークにも進化を見せています。
たしかに同世代のバンドも増えてきました。ただこのバンドの道のりにしか出せない新鮮なインパクトが結構ありますよ。改めて“ドキュメンタリーポップバンド”に進化したマリンブルーデージーに注目しましょう。
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