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​​<DigOut 連載vol.21>注目のアーティスト紹介コラムーー「JIJIM」

DigOut連載とはー?

数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!

Curated by 遊津場

(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)

JIJIM

ピースフルを掲げる革新的セクステット・JIJIMが11月28日に1st EP『化色』をリリースしました。聴きました。各地の商業施設で鳴ってほしい彩りの良い作品です。ちなみにセクステットは6人組という意味です。

自分は“先取り邦ロック”というのも冠して活動していますが、森羅万象のバンドを網羅するのは当然不可能なので、有名なサーキットフェスに出始めてから知ることももちろんあります。JIJIMはまさにそれですし、メンバー6人中5人が山梨出身なのは、これを書いてる中で知りました。

それでなぜ急にコラムを書き始めたかというと、このEPの先行配信曲だった『ブルジョワジー』という曲がめちゃくちゃ良くて。深く知らなかったとは言え、何となくどういうバンドかのイメージは持っていたのですが、持っている豊かさが、この曲は想像を超えてきました。

お祭り会場に誘われるのですが、一瞬でニヤけてしまいます。もちろんこういったファンタジーなサウンドを使った有名な曲は他にもあったりするのですが、その他のどの曲よりも現実からの地続き感があって、ある意味この魔法が解けてしまった時に恐怖や寂しさは、かなりのものを感じます。スパッと終わるし。それがJIJIMの特徴だとも思いました。

そこから改めて他の曲を聴いてみると、まず『シーイズブルー』がオススメしたい曲になりました。これはライブで盛り上がりそうです。無我夢中な盲目的な青さを感じながら踊るでしょう。

『カラスフライト』は、このスッキリとした音数でこれほどの開放感を出すことができるのかよ!とビックリ。調べるとサウンドプロデュースは大橋トリオ。納得。

ただそれを表現するシンジュ(Vo)のボーカルの良さは生で聴きたくなります。あとジャケットのカラスが白色なのも想像力を掻き立てますね。EP収録曲なら『トレンド』の一度胸で弾けだしたら色が止まらない感じをどうぞ。

今年は1月から沢山楽曲をリリースしてますし、サーキットフェスのみならず、山梨+東名阪ツアーも行い、ツアーファイナルの東京ワンマンはSOLD OUTでした。

来年のライブ予定も決まってきているようですし、音楽を好きでいたら自然と会うんだろうなと思います。神戸市民としては、神戸の海をバックに歌うの似合いそうなので、ライブハウスもいいですが、商業施設・マリンピア神戸のイベントブースでも待ってます。

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