<コラム>編集部ピックアップ!バンドが贈る愛の歌5選

<コラム>編集部ピックアップ!バンドが贈る愛の歌5選

2025.03.25

淡く切ないメランコリックなコード感とメロディーセンス。今回はそんな世界観の中に、愛のエッセンスをしっかりと詰め込んだ、新進気鋭のバンドたちによるラブソングを5曲ピックアップ!

夜の散歩や休日の窓辺で、そっと再生してみると、その魅力をゆっくりと感じられるはず。

ここからは、そんな注目アーティストと楽曲を紹介していきます。

1. TRACK15 / ブーケ

タイトルから花束をイメージさせるロマンティックなナンバーですが、実際に曲を聴くと、甘いだけでは終わらない、独特のメランコリーな雰囲気が漂っています。

メロディーラインはやさしく包み込むようでいて、途中からふっと切なさを伴う転調が加わり、思わず心を揺さぶられる瞬間があるのが印象的。


ボーカルの柔らかい声質と、ギターが生み出すほんのりと淡いサウンドが相まって、まるで夕暮れの街を一人歩いているかのような感覚に。

派手さよりも、繊細さを大事にするバンドだからこそ描ける『ブーケ』の世界観は、受け取る人の心にじわじわと花開くような、特別な味わいがあります。

少し切ない、けど温かい。そんな不思議な感情を抱かせるラブソング。

2. ブランデー戦記 / 悪夢のような

タイトルを見ただけだと、ラブソングというよりも、ダークなイメージが先行するかもしれないが、実際に聴いてみると淡々としたビートの上に、時折ハッとさせられるような素直な感情が浮かび上がってきます。

曲自体はミドルテンポで進行しつつ、ところどころで不意に鳴り響くギターリフが心のざわめきを表現しているかのよう。

曲の冒頭から繰り返される「悪夢のような1週間だったわ」という歌詞に、自然と引き込まれてしまう。

辛い日々から、彼とともに逃れたいという切なさが漂い、儚い感情が感じられる。

派手なサビや、瞬時に惹きつけるようなインパクトではなく、心の奥深くに広がるダークな恋心をじわじわと体感させてくれる楽曲のように感じる。

3. Bocchi / 愛憎にレモネード

どこか不穏な響きをまとった愛憎という単語と、爽やかなレモネードの対比がタイトルからして面白い。

まさに、この楽曲自体も、清涼感のあるサウンドと、少し刺激的な感情表現が組み合わさっていて、独特のコントラストを楽しませてくれます。


イントロから漂う軽快なリズムと、ほんのりジャジーなコード使いが印象的。

ボーカルが吐息混じりに紡ぐメロディーは、甘さと苦さが同居するような不思議な味わいを感じられる。

恋愛の愛しい部分と、痛みが伴う部分が入り乱れるからこそ深まるラブストーリー。

そんなテーマをさらりと描いているのがこの曲の魅力といえるだろう。

4. 浪漫派マシュマロ / 君に夢中!!

ストレートに熱い恋心を歌っていそうだが、決して明るいアイドルソング的な方向に振り切ることなく、しっかりとロックのエッジと繊細なコード感を両立させているところが秀逸だ。


冒頭は早速、軽快なギターとボーカルから始まり、熱っぽく、真っ直ぐなラブコールを響かせている。

歌詞からは、相手の過去や日常を尊重しながらも、これからの時間をともに過ごしたいという、包容力のある優しい恋心が伝わってくる。

「もう、目的なんかただひとつさ 君と結ばれたい」というまっすぐな歌詞に甘酸っぱい恋を思い出して胸がときめいてしまう人も多いかもしれない。

5. チョーキューメイ / 未恋

タイトルが示す通り、まだ形にならない想いをテーマにしたラブソングで、メランコリックなムードをまとったギターと、センチメンタルなボーカルが胸を打つ。


この曲の面白いところは、やや不安定に揺れるリズムセクションと、繰り返し登場する「君にもう会いたい」という印象的なフレーズ。

きっと一度で覚えてしまうようなキャッチーなメロディで、気づけば耳から離れない。

サビのコードチェンジが意外性を持っており、恋心のふとしたグラつきを音で表現しているかのようだ。


「好きなんだけど、まだ確信が持てない」「でも、進まなきゃいけない」そんな微妙なバランス感がこの曲の魅力だろう。

それこそ、片思い中の人の心にじわっと溶け込むタイプのラブソングなのではないだろうか。

まとめ

今回紹介した5曲は、ラブソングという枠に収まりながらも、単なる甘さだけではなく、淡いメランコリーや深みを感じさせるのが印象的だ。

今回は新進気鋭のバンドを中心に取り上げたが、彼らだからこそ表現できる「今、この瞬間のラブストーリー」が詰まった楽曲ばかり。

ぜひMVや配信サービスで実際に聴いてみてほしい。

じんわりと胸に広がる恋の余韻。それこそが、ラブソングの持つ最大の魅力なのかもしれない…

DigOut編集部のよしおでした!ではまた!

この記事を書いた人

執筆
高島よしお
1997年生まれ/東京都出身 趣味は「フィクション」と「散歩」 年間通して平均400本映画を観ます 音楽は平均1200時間聴きます X:https://x.com/kanan_ty instagram:https://www.instagram.com/kanan_ty/