Interview

日本語の美しさを音楽で追い求める、横浜発の『桃色ドロシー』

2024.10.17

桃色ドロシーを彩る2人の機材

愛用ギターとの出会いは光り輝いていた。

ハキイ。(Vo/Gt)

ギター：Paul Reed Smith Custom22

ハキイ。(Vo/Gt)：8年前に御茶ノ水の楽器屋さんでこのギターが光り輝いていて「めっちゃ、いい色合いと木目！」と思って試奏させてもらったんですけど、手が小さい私でも凄くフィットするし、見た目の一目惚れで購入しました。それからずっとメインで使っています。

ヘッドアンプ：ORANGE ROCKERVERB 100H MK III

ハキイ。(Vo/Gt)：「FULLSCRATCH」/「 the HIATUS 」/「 RADIOTS 」/「J BAND」の『masasucks』さんの、ヘッドアンプを前回のツアーではお借りしていて、自分たちのアンプを導入しようと決めて『masasucks』さんと、複数ある中からこれを選びました。

ハキイ。(Vo/Gt)：1番気に入っているのはライブハウスによってボリュームを変えないといけないと思うんですけど、EQそのままでボリュームだけグッと下げられるアッテネーター機能がめちゃくちゃ便利です。

エフェクター：

① ORANGE / D-FS-1 MINI フットスイッチ

② Digitech / DROP

③ ONE Control / Little Green Booster

④ STRYMON / Mobius

⑤ Visual Sound / TAP DELAY

⑥ EARTHQUAKER DEVICES / Palisades

⑦ XOTIC / EP Booster

ハキイ。(Vo/Gt)：基本男前セッティングなので、ぶっちゃけ歪みとクリーンだけでいいなって思っていて(笑)

ハキイ。(Vo/Gt)：音を揺らしたり、細かい音色は1個のエフェクターでいいかなと思ってSTRYMONのメビウスを使っています。モジュレーション系が全部入っていて、バンクも100まで作られたり、ABスイッチが搭載されたりしているのでおすすめですね。

歌を邪魔しない音色を追求する

キシベ(Dr/Cho)

キシベ(Dr/Cho)：バンドの音色に合うかどうかで決めていて、ロックサウンドだけどそこまでうるさくないという印象ですね。

キシベ(Dr/Cho)：歌を大事にしたいので、歌を邪魔しないような音色なので気に入っていますね。

ドラムセット：Pearl

シンバル：SABIAN

キシベ(Dr/Cho)：今は活動休止している「The Winking Owl」の『KenT』さんが、ピンクのドラムセットを2つ持っていて「1つ使わないからぜひ使って欲しい」と言っていただいて、お下がりのような形で使わせてもらっています。真っピンクで『桃色ドロシー』らしい色合いで気に入っています。

桃色ドロシーが描く、今後のビジョン

ーー今後の桃色ドロシーの目標やビジョンはありますか？

キシベ(Dr/Cho)：結構あるんですけど、その中で特に目標にしていることは、全国でツアーをやらせてもらっているなかで、その地域の地元のバンドだったり、たくさん仲間が出来てきているんです。その仲間をこれからもたくさん作って、将来自分たち主催でフェスとかサーキットを開催したいですね。もちろん地元の横浜でも出来たらいいなと思っています。

『きっかけ』になれるようなバンドになっていきたい

ハキイ。(Vo/Gt)：そもそも、私が音楽を始めたいと思ったきっかけは『X JAPAN』の『HIDE』さんで、ライブを見た時に当時衝撃が走ったんですよね。その時に「音楽で人の人生を180度変えられるんだ」と当時感じた気持ちを今でも思っているんです。

ハキイ。(Vo/Gt)：『桃色ドロシー』は高校で結成したルーツもあって、青春だったり人生を題材にした楽曲が多いので、今モヤモヤしている人だったり、目標がない人たちに向けて、何かの『きっかけ』になれるようなバンドになっていきたいです。

ツアーファイナルはワンマンライブ

ーー最後に告知をお願いします。

ハキイ。(Vo/Gt)：5月29日に私たちのファーストフルアルバム「ユナカイト」を全国リリースしました。現在、全国ツアーを30本回っているのですが、そのツアーファイナルを10月18日(金)渋谷の『渋谷Spotify O-Crest』にてワンマンライブで開催します。チケットはイープラスで購入できるので、ぜひ遊びにきてください！
イープラス：https://eplus.jp/sf/word/0000086379