Interview
『たわいもない瞬間にメロディーを乗せて』2人組シンガーソングライターユニット「Rons week」
2024.06.13
機材紹介
■ Masami
「microKORGのシンセサイザーです。元々キーボードを使ってたんですけど、シンセサイザーの音が欲しいなと思って最近これを購入しました。ヴィンテージっぽい見た目が気に入ってます。普段ライブでは同期流しているんですけど、なにかプラスアルファで付けたいときとか、がっつりコードを弾いているというより、ウワモノな音色を用意してポイントで弾いている感じですね」
■ Honami
「Fender USAのテレキャスターです。まず見た目で好きなのを5本ぐらい選んで、その中で弾いてみて、一番いい音で好きな音を選びました。アコギでライブもするんですが、曲に合わせて入れ替えて使ってます」
左から
チューナー:D’Addario Chromatic Pedal Tuner PW-CT-20
ディレイ:tc electronic FLASHBACK 2 MINI DELAY
オーバードライブ:Vivie WildCat Crunch OverDrive
オーバードライブ/ディストーション:Suhr Eclipse Dual Channel
ーーギターの機材にはどんなこだわりがありますか?
(Honami)「自分はあまり詳しくないので、エフェクターはギタリストの友人に相談しますね。『こういった音を出したいんだけど』って感じで詳しい方に聞いて、それを参考にして揃えてます。メインの歪みはSuhrのオーバードライブを使ってるんですが、結構歪むので抑えたい時はVivieに変えてますね。ディレイは曲のポイントポイントで使ってます。」
自身のギタリストとしてのこだわりというよりは、Rons weekの曲をライブで120%表現するために機材を揃えているようだ。
ーー普段のライブはどのようなスタイルでやっているんでしょうか?
(Masami)「Honamiちゃんがギターを弾いて、私がキーボード弾いてるんですけど、最近はDJを入れてライブをやってます。ワンマンライブや弾き語りライブ、路上ライブでは2人とも楽器を持ってその場に合わせてライブをしてますね」
私たちの曲で感動してくれる人達がいる限り、音楽はずっと続けたい
ーー今後の目標はありますか?
(Masami)「最近ファンの方たちとお話しする機会があって、『Rons weekのライブに来ると、もうめちゃくちゃ仕事の疲れが全部吹き飛びます』と言ってくださる方が本当に増えてきてて、その言葉がすごく嬉しかったんです」
(Honami)「ライブに出演した時に、ライブハウスのスタッフの方が『今日Rons weekの曲を聴いて、もうちょっと仕事頑張ってみようと思いました』って言ってくださったり、『すごく気持ちが分かって泣いちゃいました』とか『背中を押されました』とか言ってくださる人がいると、私たちも『音楽やっててよかったな』ってめちゃくちゃ思うので、そういう人達を音楽で助けれたら嬉しいし、私たちの曲で感動してくれる人達がいる限り、音楽はずっと続けたいなって思います。ライブが一番感動を伝えられると思うので、ぜひライブに来て欲しいです」
(Masami)「これからも目の前のことを一生懸命に頑張っていこうと思います。11月28日に私たちがすごく憧れてた『shibuya WWW』でワンマンライブがあるので、まずはそれを大成功させたいですね。それが第1歩かなって思ってます」
そんな彼女たちの新曲『more』が5/28にリリースされた。ポップでキャッチーなメロディのなかで切なさを感じる歌詞が印象に残る楽曲となっている。また楽曲に合わせた男女のすれ違いを描いたMVが、YouTubeで見ることができる。ドラマティックな作品となっているので、気になった方はぜひチェックしてみてほしい。
Rons week 公式HP
2024年11月28日(木) Shibuya WWW
Rons weekワンマンライブ「Ready」
https://t.livepocket.jp/e/wre5o
Ticket price:¥4,500(+1d)/student discount ¥2,400(+1d)