Interview

会いに行けるVTuber「Star☆tune」!今までにないスタイルで目指すは東京ドーム

2024.05.23

キャラクターやアバターを使ってYouTubeで配信する「VTuber」。
このうち「会いに行けるアイドル」として特色を出しているのが「Star☆tune」だ。
2022年9月に活動をスタートし、普段はVTuberとしての配信とアイドルとしてのライブを両立させている。

今回は、VTuberのStar☆tuneに結成の裏側や唯一無二の強みなどを聞いた。

Star☆tuneは「会いに行けるVTuber」

Star☆tuneの魅力は、何と言っても「会いに行けるVTuber」であること。
顔出しをしないのがセオリーの世界で、なぜ珍しい試みにチャレンジしたのだろうか。

メンバーそれぞれの持つ個性

Star☆tuneは、プロダクション社長兼チームリーダーの華咲あいかさん、ライブの衣装を担当する鳳凰レイナさん、DJ出身のゆうきこるねさんの主に3人で活動している。

華咲さんは天真爛漫で、たまに出る天然さが愛されているポイント。
歌って踊るのが大好きで『生まれた時から超絶アイドル!』がキャッチコピーだ。

レイナさんはメンバー最年少。見た目や話し方はギャルだが、勤勉でストイックな一面が魅力である。

こるねさんは、元気な現役DJアイドル。パワフルな歌声と元気さで、フロアを沸かせている。

VTuberが輝ける可能性を求めて

――VTuberが人前に出て、ライブすることになった経緯を聞かせていただいていいですか?
(華咲)「VTuberは顔出し禁止が暗黙の了解で、肌すら出さないという時代もあったんですね。でも近年VTuberが増えてきて、活躍できる幅が狭まってきていると感じていたんです。

VTuberはもっと輝ける人がいるし、もっと頑張りたい人もいっぱいいると思う。みんながどんどん輝ける世界を作りたくて、会いに行けるアイドルVTuberを作りました」

東京ドームに立つことを目指してスタート

――結成はいつですか?
(華咲)「事務所の立ち上げが2022年の夏。活動スタートは、華咲が2022年9月・レイナは2023年1月・こるねは2023年6月です」


――華咲さんが社長でグループを発足したんですね。お二人は、なぜ加入したのかを聞かせていただいていいですか?
(レイナ)「小さい頃にアイドル活動をしていたのですが、一度衣装の道に進んだんです。でも自分の中で『もう1回アイドルをやりたい!』という意欲が出て、Star☆tuneのオーディションサイトを見つけたんです。

オーディション時に『自分の作った衣装で東京ドームに立ちたいです』と、熱量を伝えて入りました」

(こるね)「はなちゃん(華咲)からのスカウトです。アイドル経験はなかったんですが、DJの活動をしていて出会いました。歌やダンスの経験はないんですが、東京ドームに立つという目標を見て、『めちゃくちゃええやん、超魅力的やん!』と感じたんですよね。

東京ドームで自分がリミックスした曲やプレイリストをかけられたらかっこいいし、それを叶えたい一心で加入させていただきました」

Star☆tuneの強みとこだわり

Star☆tuneの普段の活動やライブで歌う曲のこだわりを聞いてみた。

普段の活動スケジュール

――普段はどんな活動を?
(華咲)「基本的に3人とも、ほぼ毎日YouTube配信をしています!アイドルとしても活動していますので、音楽ライブのレッスンを毎週やったりレコーディングがあったりします。ワンマンライブもありますよ」


――ライブもコンスタントにやっていきたいところなんですね。
(華咲)「やっぱり、ライブで会えるのが私たちの強みですから!他のVTuberさんとの差別化というか、私たちはライブ特化のVTuberとして活動していけたらというのは常に思っています」

選曲基準は「幅広いファンが楽しめる」

――Star☆tuneさんの曲へのこだわりを伺ってもいいですか?
(華咲)「私たちの活動は、あくまでカバー曲が基本なんですね。時代のニーズに合わせて、幅広いファンが楽しめるように選曲しています。

オリジナル曲もあります!グループコンセプトは、『ステージの上の一等星』。星をイメージした曲や星のように輝いていくストーリーが見える曲を主に作らせてもらっています」

(こるね)「カバーの選曲は、全部はなちゃんがやってくれてるんです。しっかりと1本のワンマンライブができるように、元気な曲や可愛い曲、ちょっと魅せるようなダンスナンバーみたいな感じで!今は3、4曲ずつぐらいのブロックがありますね」