【初心者必見】無料ですぐに使いこなせる音楽生成AIソフト4選!!

【初心者必見】無料ですぐに使いこなせる音楽生成AIソフト4選!!

2025.07.01

「作詞した歌詞にメロディをつけたいけど、まずは無料で試してみたい」

「YouTubeやSNSの動画にオリジナルBGMを付けたいけど、作曲の知識は無い」

そんな悩みを抱える人にこそ知ってほしいのが、AI(人工知能)による音楽自動生成ツールです。

近年、AI技術の進化によって、初心者でも無料で使い始められる音楽制作ソフトが次々と登場しています。この記事では、2025年時点で特に注目されているAI音楽ツール4選をご紹介。

以下のような方にオススメです!

・作詞した歌詞にメロディをつけたい

・YouTubeやSNSの動画にBGMを付けたい

・AI、音楽初心者だけど、何か創作してみたい!

そんな方に是非見ていただきたいです。

AI音楽ツールを使う前に!よくあるQ&A

Q1. 本当にAI初心者でも使えますか?

A1.はい。この記事で紹介するツールは、プログラミングや音楽知識が一切不要。基本的にクリックや入力だけで音楽が自動生成されます。

Q2. 無料でどこまで使えますか?

A2.どのツールも無料プランが用意されており、登録直後から体験可能です。ただし、商用利用や高音質ダウンロードには有料プランが必要になる場合があります。(後述の比較表参照)

Q3. AIが作った音楽ってクオリティーどうなの?

A3.ツールにより異なりますが、近年の進化は目覚ましく、特にSUNOやSynthesizer VのAIボーカルは“まるで本物の歌手”のようなクオリティーに仕上がります。

ここからは、編集部が実際に使用して厳選したおすすめのAI音楽自動生成ソフト4選をご紹介していきます。

SUNO(読み:スノー)で歌詞からオリジナルソングを生成

SUNOは、入力した歌詞からAIが自動で曲を作り、しかもボーカル付きで歌ってくれる革新的なツールです。英語・日本語どちらにも対応しており、まさに“音楽版ChatGPT”とも言える存在です。

メリット

・歌詞とジャンルを入力するだけ

・短時間で歌入り楽曲を生成

・TikTokやYouTube Shortsなどにも最適

デメリット

・日本語対応が不安定

・メロディのコントロールができない

・商用利用には有料プランが必須

実際に使用した感想

歌詞を入力するだけで、AIがボーカル入りの楽曲を自動生成してくれました。その作業時間は、なんと5分!生成ボタンを押して1分〜2分で曲が完成。

英語の方が自然な仕上がりではありますが、日本語でも違和感はそんなにないのかなと思います。なにより曲を作るハードルを一気に下げてくれる存在という印象を受けました。

歌詞を先行で創作する人には特にはピッタリ。クオリティのばらつきはあるものの、何度か生成しているうちに「これは面白い!」となりました。なにより楽しんで作れるのでとてもオススメです。

機能比較:無料プランと有料プラン
無料プラン有料プラン(Pro/Premier)
利用料金無料Pro:月額8ドル
Premier:月額24ドル
楽曲生成回数1日10曲Pro:毎月500曲
Premier:毎月2000曲
曲の編集基本操作のみ(リミックス機能)拡張機能あり(切り抜き・フェード等プランに準ずる)
ボーカル音源の使用可能(ランダムで選択)任意ボーカルの選択が可能
日本語歌詞対応一部対応(精度は英語に比べて劣る)一部対応(ただし英語優位)
商用利用不可

プランと料金:https://suno.com/pricing

Soundraw(読み:サウンドロー)で動画にぴったりのBGMを用意

Soundrawは動画用BGMや企業プロモーション動画の音楽制作に強い、国産のAI音楽ツールです。日本語完全対応のインターフェースが魅力で、誰でもすぐに直感的に使えます。

メリット

・完全日本語対応

・ムード・ジャンル・テンポなどを選ぶだけ

・生成されたBGMはループ可能で使いやすい

デメリット

・ボーカル機能がない

・無料プランでは楽曲のダウンロードができない

・ジャンルの幅がやや限定的

実際に使用した感想

完全日本語対応でとても使いやすく、動画のBGMを作りたい人にはかなり頼もしいツール。

ジャンルや雰囲気を選ぶだけで、ループ可能な楽曲が次々と出てきます。

テンポや尺の調整も直感的で、まるで音楽を“組み立てる”感覚。YouTuberや企業の動画編集者に愛されているのにも頷けます。

機能比較:無料プランと有料プラン
無料プラン有料プラン
利用料金無料月額12.99ドル(多数プランあり)
楽曲生成回数無制限(試聴のみ)無制限
楽曲の保存不可
曲の編集可(自由な構成編集)
ボーカル音源の使用なし(BGMのみ)なし(BGMのみ)
日本語歌詞対応完全対応完全対応
商用利用可(一部制限あり)可(プランによる)

プランと料金:https://soundraw.io/#pricing-section

AIVA(読み:アイヴァ)で芸術的な映画音楽を自動作曲

「AIなのに芸術的な曲ができる」と評価されるAIVAは、クラシック、アンビエント、シネマティックなBGMなどに特化した本格派の自動作曲AIです。

メリット

・複雑なコード進行や和声も自動生成

・楽譜表示・MIDI書き出し可能(作曲の学習にも)

・ゲームや映像作品のBGMに◎

デメリット

・ボーカル機能がない

・無料プランでは商用利用不可(MIDI出力も不可)

実際に使用した感想

クラシックや映画音楽のような“重厚な音”が欲しいときに、真価を発揮するツールかなと思います。テンプレートを選ぶだけでも雰囲気のある曲ができ、MIDI書き出しが可能なのも魅力。

DTM経験者や作曲の勉強をしている人に特に向いている印象です。インスト中心ですが、物語に音を添えたいときなど、詩的な表現と相性が良いです。

SUNOやSoundrawより、少しだけ複雑にはなりますが、慣れたらあなたの感性をそのまま表現できるかもしれません!

SUNOやSoundrawに慣れてから始めてみるのがいいかもしれませんね(すぐ始められる!と言いつつ中級者向けをオススメしちゃってますが、数時間遊べばマスターできると思います!)

機能比較:無料プランと有料プラン
無料プラン有料プラン(Standard/Pro)
利用料金無料Standard:月額11ユーロ
Pro:月額33ユーロ
楽曲生成回数制限あり(1日数回程度)無制限(プランにより異なる)
楽曲の保存
曲の編集一部可可(構成、展開、楽器指定)
ボーカル音源の使用なし(BGMのみ)なし(BGMのみ)
日本語歌詞対応なしなし
商用利用不可Standard:可(一部制限あり)
Pro:可

プランと料金:https://www.aiva.ai/

Synthesizer V(読み:シンセサイザーブイ)で声に命を吹き込む

AI歌声合成の最先端を行くのがSynthesizer V。プロの声優・歌手の声をモデルにしたAIボーカルが、あなたの楽譜や歌詞を歌い上げてくれる画期的なツールです。

メリット

・高品質なAIボイス(日本語・英語対応)

・人間の声に極めて近い自然な歌声

・ピッチ・ビブラートなども細かく調整可能

・DAW連携でプロの制作環境にも対応

デメリット

・DTMの基礎知識が多少必要になる

・有償音源が必要になるケースが多い

・伴奏(オケ)は自分で用意する必要がある(他ソフトとの併用で解決できる)

実際に使用した感想

実際に使用した方ならわかるかもしれませんが「複雑でわからない!」と思った方がほとんどでしょう。

でも、ちょっとだけ落ち着いて触り続けると、コツが掴めてきてソフト全体の使いやすさ、クオリティの高さに驚くことは間違いないでしょう。特にAIボーカルの自然さに驚きました。

操作はやや専門的だなといった印象ですが、歌詞とメロディを打ち込めば、まるで人が歌っているような歌声に。

無料版でも基本機能は十分に試せるので「自分の曲を誰かに歌ってもらいたい」と思っている人には最適のソフト。

ボカロ文化に興味がある人や、歌ものの完成度を高めたい人に強くオススメします。

機能比較:無料プラン(登録後14日間のトライアル)と有料プラン
無料プラン(登録後14日間のトライアル)有料プラン(Pro+有償音源)
利用料金無料ソフト本体89.00ドル(音源別売り)
楽曲生成回数無制限無制限
楽曲の保存・再生
ファイル形式WAV/MIDIWAV/MIDI/ステム対応
曲の編集拡張機能あり(リミックス・再生成等)拡張機能あり(リミックス・再生成等)
ボーカル音源の使用無料音源のみ使用可可(高品質だが有償)
日本語歌詞対応一部対応一部対応
商用利用不可可(音源内容に準ずる)

プランと料金:https://dreamtonics.com/synthesizerv/

まとめ

AI音楽制作は、誰にでもできる創作体験。今や音楽は、演奏できる人だけのものではありません。

AI音楽自動生成という新しい創作ツールが、“聴くだけ”から“作る楽しさ”へと私たちを導いてくれます。AI初心者でも無料で始められる音楽制作の旅。まずは1つ試して、あなたの感性を“音”にしてみましょう。

これまで紹介した4つのソフトを活用すれば、自分の感性を表現できるだけではなく、マネタイズにも繋がる可能性も十分にありますので、是非活用してみてください。

この記事を書いた人

執筆
高島よしお
1997年生まれ/東京都出身 趣味は「フィクション」と「散歩」 年間通して映画を平均400本観ます 音楽は平均1200時間聴きます