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​​<DigOut 連載vol.7>注目のアーティスト紹介コラムーー「さとう。」

DigOut連載とはー?

数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!

Curated by 遊津場

(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)

さとう。

先日行われたMINAMI WHEEL。全国から様々なアーティストが若手中心に出演していて、関西で気になってたアーティストを一気見できる良い機会でした。例に漏れず私もこの機会にいっぱい見て回りました。その中で凄く良かったのが、今回紹介するSSW・さとう。です。

彼女がギターボーカルを務めるQüalmというバンドで名前は知ってましたし、『3%』がオンライン上で話題になっているのは当然知ってました。改めて『3%』めっちゃ良い曲ですよね。多分この曲だけでショートドラマを7本は書けますもんね。アコギは深夜12時のための楽器なのかと思うほどでした。

そこからコンスタントに楽曲をリリースして、話題を集めています。『ピアス』は二宮和也のカバーアルバム「〇〇と二宮と2」にカバー収録されました。というのをこれを書いている時に知って驚いて聴いてみたのですが、二宮和也がRADWIMPSが好きというのは、wimper(RADWIMPSのファンの呼称。私もです)には有名な話。

たしかに野田洋次郎の弾き語りが好きなら、この曲も好きですわ。虚無と痛みに自問自答しながら、それを超える愛しか結局見えてない感じが。さとう。も『セプテンバーさん』弾いてみてますね。

今年1月リリースの『朗朗』は初のアニメ主題歌として書き下ろされました。放送部を舞台にしたアニメということで、”声”に懸ける強い思いを感じさせる楽曲です。

『ステージ』という楽曲から滲み出るシンガーとしての強さは、ミナホでのライブでもかなり体験できました。シンガロングも巻き起こっていました。そのミナホなんですけど、ライブ前から入場規制だったんじゃないかという集客。その景色に喜びながらも、とてもリラックスしながらフロアとコミュニケーションを取っていて、経験値を感じました。

で、最初に戻るのですが、ライブは本当に次の曲がどんどん欲しくなる引き込まれるもので、途中で出る人もほとんどいなかったです。やっぱり本当に良いSSWはギター1本と歌声でライブが完結するんですよね。もうそれが1番過不足ない編成だと感じさせます。

ただ今年リリースされている楽曲は、バンドサウンドや同期も入って高いクオリティです。バンド編成ではどんなライブを見せるのか、現在全国ツアー開催中で12月20日のツアーファイナルは大手町三井ホールでバンドセットです。ベースはモノブライトの出口博之、チェロもありますね。12月20日は土曜日。多くの『Saturday fark friend』が集まりますように!

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