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<DigOut 連載vol.5>注目のアーティスト紹介コラムーー「らそんぶる」

DigOut連載とはー?
数多くの若手アーティストをサポートしてきたDigOutが、今知ってほしいと思う若手アーティストやイベントなどを、全国各地から見つけて紹介していきます!

Curated by 遊津場
(Eggs公式キュレーター、AWA公式ユーザー、音楽ライター。若手邦ロックの分野に強く、RADIO CRAZYのANTENNA STAGE、閃光ライオット、十代白書などの公式レポを担当)

らそんぶる

「今らそんぶる知ったの?」とか、そういう声も聞こえてきそうですね。いやいや今だからこそ教えたいのが、らそんぶるですよ。

昨年の春頃に注目を浴びて以降、今年の2月頃から遠征のライブも増え、5月にはJAPAN JAM出演、全国のサーキットフェスに出演も増加し、9月から8都道府県9箇所での全国ツアーを絶賛開催中。名古屋・仙台公演はSOLD OUTも記録し、大阪公演もチケット残りわずかとなっています。先日の大阪・心斎橋のサーキットフェスMINAMI WHEELも入場規制となりました。

その間に私も昨年6月、今年2月、そしてそのミナホとライブを見てきましたが、どんどんたくましさが増していて、予想を上回るライブを見せてもらいました。

今年リリースされた『オーライ』『START DASH★』『夢を見よう』『昼間の三日月』のどれもがイントロからワクワク感があって、それを4人が落とさずにアグレッシブに演奏。それはある意味とても泥臭いやり方というか、フィジカルでしっかり勝負していて、その部分にたくましさを感じ、府中Flightの35周年記念ライブというライブハウスにとって大事な1日にも呼ばれた理由だと思いました。

ツアー中の11月8日には、こちらもバンドがお世話になっているであろうSKID ZEROのイベント「TOKYO ZERO FESTIVAL2025」に出演。Dannie MayやSanetii、G overといった次世代を代表するアーティスト達との熱いライブが期待できます。

そのワクワクにも通ずるところだと思いますが、ゆー(Gt)のギターがポップにもちょっと異質感があるのが個人的には好きなんですよね。

それは昨年6月に見た時から感じたことでした。その時は結構4人が異なる色を持っているなという印象だったんですけど、バンドとしてのアベレージや目標が更新・明確にされた結果、そら(Gt.Vo)の描く歌をより鮮明に表現できるようになったと思いました。最新バラード『ストロベリームーン』も良かったです。これから色んな曲が増えそうです。

先日のSHISHAMOの活動終了で、また大きな動きがありそうなガールズバンドシーン(あまり性別で語るのは好きじゃないですが)。チャットモンチー完結の時よりもガールズバンドの数はだいぶ増えて、状況は全然違いますが、彼女達なら持ち前のブレなさで着実に進んで、ロックンロールが支えとなる人を増やすでしょう。だからこそ今、らそんぶるなんです。

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