ファッションや音楽の流行りは、時代ごとに周ってくると言われているが、ここ数年で周ってきたのはシティポップかと思う。(一説によると、コロナ禍の影響により、自宅にいる時間が長く続いたため、爽快で開放感のある曲が流行ったのではないか?とされている)
70年代〜80年代のポップミュージックを掘るのも勿論のこと楽しいが、今のアーティストたちが作るシティポップは、今っぽくアップデートされた、いわゆる「ネオシティポップ」が、近年たくさん生まれてきている。
個人的に、とても好みのジャンルなので、皆様に是非とも共有したいと思い、本コラムを執筆をしている次第だ。
「ネオシティポップ」とは、簡単に言うと、ノスタルジックな雰囲気を残しつつ、そこに新しいエッセンスが加わっている楽曲といいますか…(←曖昧)
今回は、そんな「ネオシティポップ」の魅力が光るバンドやアーティストを紹介していきます。どれも、とてもおしゃれで、どこか都会を感じる音楽たち。
すでに知っている方は、このコラムを機にまた聴いてみてほしい。知らなかった方は、この曲を聴きながら、夜の街を散歩したり、ドライブのお供などにいかがだろうか。
LUCKY TAPES – BLUE feat. kojikoji
LUCKY TAPESの音楽は、とても洗練されてるのに、”いい意味”で肩の力が抜けているように感じる。
特にこの『BLUE』に関していえば、フューチャリングで「kojikoji」が参加しており、彼女の丸く、ふわっとした歌声が、この楽曲に柔らかさと安らぎを与えてくれている気がする。
MVも素敵な映像に仕上がっているので、楽曲と一緒に楽しんでみてはいかがだろうか。
竹内アンナ – Mr. moonlight
「竹内アンナ」は、個人的には「ネオシティポップ」を語る上で外せないアーティストだ。
彼女の歌声は、とても軽やかで、ギターのリフ心を踊らせる。
『Mr. moonlight』は、タイトルの通り、夜にピッタリな曲に仕上がっており、ベッドに寝転びながらイヤホンで聴くと世界が優しくなる。そんな感じがしてならない。
目先のトレンドを追っている感じを匂わせない彼女らしさが、どの楽曲にも現れており、自然体で洗練されている「竹内アンナ」の音楽が個人的に大好きだ。
Kan Sano – My Girl
「Kan Sano」の音楽は、シンプルなのに満ち足りる充実感が醍醐味だ。
『My Girl』は一人でダラダラしている時に流すと、物事が綺麗に進んでいきそうな気がするので、なかなか動き出せない休日の午前中に流すのをオススメしたい。
楽曲も去ることながらMVにもこだわりを感じる至極の1曲に仕上がっている。
「ネオシティポップ」ってなに?となっている方はこの曲を聴いていただければ分かりやすいだろう。
rainych – stay with me
少し趣向が変わってしまうが、こちらも紹介しておきたい。
この楽曲は、シティポップの名曲「松原みき」の『真夜中のドア/Stay With Me』のカバーなのだが、「Rainych」が、この名曲にさらに磨きをかけているように思える。夜のしっとりした雰囲気に合う素晴らしい出来となっている。
インドネシア出身の「Rainych」だが、日本語の発音がとても綺麗で、J-POP愛が伝わってくる。
オリジナルも良いが、このカバーは新しい魅力があり、何度でもリピートしてしまう魅力がある。
離婚伝説 – スパンコールの女
「離婚伝説」というバンド名からしてクセが強そうだが、音楽はむしろ洗練されている印象だ。
『スパンコールの女』は、シティポップのエッセンスが詰まっており、リズムが気持ちよく耳をくすぐり、つい踊りたくなってしまう魅力がある。
歌詞の世界観も独特に感じられ、私のツボを強く押してくる。
これは単におしゃれな楽曲という言い回しでは片付けられない。表現の仕方はリスナーの皆様に委ねるとしよう。
まとめ
ネオシティポップとは、単にシティポップのリバイバルだけではなく、今の時代のエッセンスがしっかりと加わっていて、かなり面白い。
ディスコミュージックのグルーヴがあったり、R&Bの雰囲気が香ったりと、様々な味を味わえるが、日本の洗練された音作りも楽しめる素敵なジャンルだ。
今回紹介したアーティストはどれも、そんな「ネオシティポップ」の魅力を感じられるものばかりなので、是非とも聴いてみてほしい。
夜の散歩や、ドライブ、少しオシャレな時間を過ごしたいときにピッタリな曲たちだ。
まだまだオススメし足りないが今日はこの辺で…
digout編集部のよしおでした。