Interview

YouTube100万回再生超え!情景描写が魅力のロックバンド「Organic Call」

2024.06.03

各メンバーの機材紹介

●Vo.Gt.平田真也

「ギターはTOKAIのテレキャスターを使ってます。20歳くらいに買ってから使ってますね」

「足元はFREE THE TONE のプログラムスイッチャーで、エフェクターたちを制御しています。メインのクランチの音はFULLTONEのOCDで今は廃盤になってます。あとPAUL COCHRANEのTimmyというオーバードライブ。クリーンとクランチとオーバードライブで基本的にこの3種類ですね」

「リバーブはstrymonのBigSkyというもので曲によって浮遊感を出したい時とかに使ってます。ディレイはBOSSのDD-500で超定番機です。曲によってプリセットを登録して使ってますね」

「ZOOMのMS-100BTマルチストンプ。ファズとかトレモロとか特殊な音を出したい時に使ってます」

●Gt.カワカミトモキ

「ギターはYAMAHAのセミアコを使ってます。YAHAMAのセミアコを使っていると驚かれることが多いですね」

「機材は1995FXという札幌のエフェクターブランドのSandy Driveでクランチ用に使ってます。メインの歪みはOvaltoneの34-Xtremeというディストーションを使ってます」

「IbanezのTS9をモデファイしているものをブースターとして使ってます」

「ギターシンセはBOSSのSY-1を使っていて、曲で変わった音を出したい時に使ってます」

「マルチエフェクターのLINE6 HX STOMPは結構大活躍してて、空間系ディレイ、リバーブ以外の空間を使ったり、新しい歪みをこいつで作ったりっていうめちゃくちゃ使ってるやつです。これはもう本当に重宝します」

「次はディレイ。BOSSのDD-500です。これもめちゃくちゃ使いやすいですね」

「リバーブにstrymonのBigSky。リバーブって僕はずっと今まで使ってこなくて、あまり必要じゃないと思ってたんです。ただ使ってみるとその曲、それこそバラードの時とかにしっかり奥行きを出してくれたりとか。これはボーカルと同じ機材です。」

「ZVEXのFuzz Factoryはリフとかでパンチがある音を出したい時に使ってます。これは平田から借りてます。あとは、スイッチャーのFree The Toon arc-4でこの機材たちを制御してますね」

●Ba.タカハシシモン

「ベースはFenderUSAの5弦タイプのジャズベースを使ってます」

「足元のスイッチャーはOne Control Crocodile Tail Loop。MXRのM133 Microampを前の方にセッティングするとベースのコシみたいなものが出てくる気がしていい音になります」

「次がEBSのMultiComp Blue Label。モードが3種類選べるのでそれのチューブモードを使ってます。サンズアンプのプリアンプV2です。最初はあまり使ってなかったんですけど、やっぱりいい音しているなと。今はメインでかけてますね。旧型のサンズアンプも入れてるんですけど、こっちは歪み用として使ってます。MXRのプリアンプも基本は歪みとブースターとして使ってますね。次がIbanezのPD7という結構攻撃的ないい音が出て、めっちゃいい歪みです。最後がZOOMのB1 FOURです。コーラスとか飛び道具系の音色を入れてます」

やっと解禁されたワンマンライブ ここからさらに大きくなっていく

ーーOrganic Callの今後のビジョンや目標はありますか?

(カワカミ)「たくさん人が呼べるようになって、どんどんライブハウスを大きくしていきたいですね」

(平田)「初ワンマンを2022年に渋谷WWWというところでコロナ禍の中でやったんですけど、それ以降ワンマンライブはやれてなくて。つい最近、代官山ユニットで企画やったんですけど、それで3rdEPの発売。ツアーで久々のワンマンライブを解禁したので、まずは目先のツアーを超えてしっかり成功させたいですね。数年以内にクワトロとか、大きなライブハウスでワンマンライブとやりたいよね」

(カワカミ)「うん。これからも楽曲リリースもしっかりやっていきたいです」 

Organic Callの楽曲の特徴の1つがGt.Vo.平田さんのローミドルな特徴的な歌声だ。

その声が歌の情景をわかりやすく伝えてくれる。

メンバー個々のアレンジのアイディアと平田さんの世界観が全楽曲を通して我々リスナーを裏切ってくるアレンジが魅力的だ。その全てが相まって、Organic Callの迫力あるライブが音楽リスナーの心を掴んでいるのだろう。