Interview

「若者の会話に出てくる」存在へ~名古屋発3ピースバンド「amanojac」

2024.05.21

メンバーの機材見せて!

amanojacには、楽曲を下支えしつつ彩りを与える楽器の機材にも強いこだわりが見える。

桐山のベースの決め手は「かっこいい音」

ーーベースはPsychederhythmの『Standard-J』ですね。
(桐山)「FENDERの『MEXICO』を使っていたんですけど、専門学校を上がるときに、ハイエンドなベースがほしいなって思っていたんです。フラットな状態でハイが出る曲者なんですけれど。 ハイを出さないようにイコライザーで調整している感じですね。アンプヘッドはFenderの『Rumble 800』です。『かっこいい音が出るな』と思って買いました」

 

ーー足元の機材についても教えてください。
(桐山)「足元はTECH21の『Sansamp』とEBSの『MultiComp』です。Sansampはかけっぱなしで音作りをしてますね。MultiCompは速いテンポの曲は切って、ミドルテンポの時にかけています」

オオタケの音作りは「まるでパソコン」

ーーまずはギターを見せてください。
(オオタケ)「『Black Smoker Guitar』という、僕の出身地の長野で作ってるメーカーのものです。買うなら一生モノを買おうと決めて、色々弾いた中でこれがダントツで良かったですね。3ピースの中でもギターソロが多いバンドなので、バッキングとソロどちらもいけるところは重宝していますね」

 

ーーアンプはKemperですね。
(オオタケ)「ライブで10種類くらい音色を使うんですけど、これ1台でできるのですごくいいですね。足元のフットスイッチでKemperを操作していて、LANケーブルで接続してるので、本当にパソコンみたいなものですね」

 

ーーこだわりがすごく感じられます!
(オオタケ)「5年このバンドでやっててずっと音に悩まされてきたんですけど、これでやっと解決できた感じですね」

しばの機材は「自分の好きを詰め込んだ世界」

ーーしばさんの機材は持ち込みですか?
(しば)「ほとんどは持ち込みで、『Amedia』を使っています」

 

ーーどんな音の特徴がありますか?
(しば)「結構ダーキーというか、重いですね。粒だちがいいので、ロックでもガンガン使える。音の幅が広いので使いやすいシンバルです。バンドに合う音というよりは ひたすら自分の好きな音と好きなメーカーを詰め込んだ感じですね。」

 

ーースネアはMAPEXですね。
(しば)「『Black Panther Phatbob』で、12mmのメイプルシェルです。ペダルもMAPEXですね。人とかぶるのがあまり好きじゃなくて『ここら辺りを使ってる人はそうそういないだろうな』って。これを使っている人とマッチングしたら確実に仲良くなれます」

「若者の会話に出てくる」バンドへ

amanojacが目指す方向や理想について聞いてみた。

幅広い層の身近な存在になりたい

ーーamanojacの今後のビジョンはありますか?
(桐山)「学校で流行りたいですね!」
(しば)「青春ソング?(笑)」
(オオタケ)「今思いついただろ、それ(笑)」

(桐山)「今ライブハウスをメインに活動しているので、聴いてくれている人たちが限られている。普通の学生とか、サラリーマンが聴いてくれるようになれたら最高だなって思います」
(オオタケ)「ライブハウスに普段来ないような人たちね」
(桐山)「例えばですけど、親戚のおじさんが若い子に『今若者が聴いてるのはあれか、amanojacか?』みたいな会話が出てきたら嬉しいですよね。今だとOfficial髭男dismとか・・・」

 

ーー言わんとすること、とてもよく伝わります!!

東名阪ツアー開催&新曲MV公開中!

ーー最後に、告知をお願いします!
(桐山)「新曲の「Boy」のMV(ミュージックビデオ)が公開中です。また、ニューデジタルシングル「花束」をひっさげ、ツアーが始まります。

 

初日の6月4日は『渋谷CLUB CRAWL』、6月26日は大阪『福島2ndLINE』。ツアーファイナルは、7月8日の名古屋『新栄RAD SEVEN』で開催されますので、ぜひお越しください。よろしくお願いします!」

amanojac【Boy】Music Video

 

amanojac公式HP

https://amanojac.radcreation.jp/

 

amanojac presents 花束を束ねて購入サイト(eplus)
https://eplus.jp/sf/detail/K000000295